2009年9月27日日曜日

夏アニメ感想

今期アニメ反省会@VIPPERな俺

好みって、人それぞれバラつきが大きくなりすぎて
製作側の狙いが定まらないのよね。
アレは良かった、コレはダメだった、って言っても
説得力ないというか。

人に勧められてアニメ観たくなるような事って、
少なくなってるんじゃないかな。
アニメ本数増えすぎて「面白いのかもしれんけど
とても全部は追いきれないよ」ってのが視聴側の
本音で。

・・・それでも「俺はこう思う」と主張したいので
自分の分を書いておきますね。
自分基準でOKだと判断されるレベルの多少の
ネタバレ含みます。

・ファイト一発!充電ちゃん!!
 エロいのはいいんだけど、キャラの行動がいちいち
 癇に触るというか。途中で切った。

・うみものがたり~あなたがいてくれたコト~
 悪くはなかったのだけど、小さくまとまって
 しまった感じ。期待が大きすぎたか。
 「邪悪」「純粋」の対立に説得力が欲しかった。

・うみねこのなく頃に
 続いてるので保留。面白いかと言われれば微妙だが、
 目新しさは充分。

・青い花
 出来は良かった。百合でシリアスな恋愛物なので、
 好みが分かれちゃうと思う。

・NEEDLESS
 EDの出来は最強だっただけに、本編がノリと
 勢いだけで、そのノリと勢いも割と早い段階で
 失速してた感じで残念。劣化したグレンラガン的。

・大正野球娘。
 緩いコメディとしては秀逸。
 男キャラが三郎さん以外イマイチ、ってのと
 最後がダイジェスト化しちゃったのが難点か。

・化物語
 面白さでは群を抜いていたのだけど、後半の
 失速感と、つばさキャットがTV放送分で完結
 しなかったのが残念。

・CANAAN
 良く動いてたし、話もしっかりしていた。
 ただ、ガンアクション好きにはいいのだろうけど、
 「面白かったか」と言えば微妙か。

・懺さよなら絶望先生
 安定した面白さ。欲を言えば、二期の実験性を
 もう少し盛り込んで欲しかった。

・プリンセスラバー!
 キャラが可愛いだけ、と言えばそれだけになって
 しまったかな・・・。

・かなめも
 良く出来ていたのだけど、いまいち目立たなかった
 感じ。

・GA 芸術科アートデザインクラス
 同じく、出来は良かったけど色々地味だった。
 もちょっとウンチク前面に出しても良かったのでは。

・宙のまにまに
 意外と評価高いな・・・。
 もう少しラブコメにしても良かったか。

・よくわかる現代魔法
 こちらは、出来はイマイチだったけど、要所要所を
 上手く押さえた感があるか。
 もう少し色気を出しても良かったのでは。

・咲 -saki-
 同じく突っ込みどころは多いけど、「面白かった」で
 言えば今期トップか。
 この手の、尖った魅力に注力するのが最近のヒットの
 共通点になってる。

・シャングリ・ラ
 前半の説明不足感がひどくイライラしたのだけど、
 後半面白くなった。総合評価は中の中という感じ。

(2010/01/30)
「グレンラガン」を「グレンガラン」と誤記していたのを修正。
気を付けているのだけど、一度間違って覚えるとつい・・・

2009年9月24日木曜日

宗教に対する嫌悪感、「なにそれこわい」

毎日新聞変態記事事件での抗議運動とか、年末派遣村とかで、
何やら怪しげな団体が暗躍していた、というのは、割とネットでは
知られていると思います。

あるべき運動の姿、というのが有志による無償の活動、ボランティアで
ある、ということでしょう。
だから、利益団体が関わる際も、陰でコソコソしている、と。
それはそれで不健全だと思うんです。
活動にはコストはかかるので、NPOとかみたいに大儲けは
しなくても、人件費は稼ぐよ、というコンセプトは認めるべき。

ネット独特の雰囲気である、「誰かが得をしているのが
気に入らない」という態度が加速すると、それは一面では悪の監視と
なるけど、多くの場合真面目に働いてる人が足を引っ張られることに
なるのです。

で、まあ、欧米の人なんかは、割と宗教とともに生きてるので、
生きること、死ぬことに悩んだら宗教を理由にしちゃえばいいのだけど、
日本人はその辺、「宗教を信じる=誰かに騙される」ことだと
思っているフシがあるので、宗教とは別のもの、
恋愛とか仕事とか遊びとかに生きる意味を求めたりしちゃうのよね。
だから仕事人間多いのか。

公明党が議席減らしたりとか幸福実現党が議席取れなかったりとか、
宗教離れはなお加速中のように思えます。
日本に必要なのは「依存する」宗教でなく、仏教とか儒教とか神道とか、
ごちゃまぜにして、ゆるやかな「よりよく生きる心構え」みたいなもの
なのでしょうかね。

2009年9月23日水曜日

連休の旅行画像

連休を利用して、長崎県壱岐に旅行に行きました。
二泊三日で、宿は二泊とも大学時代の友人宅にて。

大雑把なスケジュール

一日目
早朝茨城県神栖出発、土浦にて友人と合流。
二人で車で羽田へ。空港にてもう一人の友人と合流。

羽田から福岡へ飛行機。
福岡で昼食。
博多港から壱岐へジェットフォイル。
壱岐で現地在住の友人と合流。

二日目
朝から釣り。昼近くに切り上げ、終日壱岐観光。
夕方からまた釣り。

三日目
朝から釣り。昼近くに切り上げ、
友人宅にて休憩後、昼食、帰宅。

壱岐から博多へジェットフォイル。
福岡の虎・メロン・まんだらけを巡る。
夕食後、福岡空港から羽田へ飛行機。

羽田から土浦まで車、土浦から神栖まで車。

行きの土浦霞ヶ浦。


ジェットフォイル。


壱岐塞神社


釣った魚。他にもアジとか沢山。


壱岐住吉神社。


猿岩。


鬼の足跡。


はらほげ地蔵。


・・・プリキュア?


鬼の巌屋。

2009年9月19日土曜日

結婚は二次元に限る

独身男女の結婚観のミスマッチ@プレジデントロイター

「自分が結婚すること」について、色々と思う事はあるのだけど、
今の20代~30代の給料が安すぎるという点が問題なんじゃないか。

同連載のバックナンバーでは、結婚する気になる年収のボーダーが
500万だとか。そりゃ結婚年齢上がるわ。
物価の問題とか選り好みの問題じゃないんだけど、プレジデントロイターは
対象読者がある程度上の人を意識しているはずなので、経営者に対して
「若くても出来るヤツは、給料上げないと定着しないよ」ってのを
伝える方が効果があるんじゃないかな。

私は「学歴だけはあるけど落ちこぼれた人間」なので、選ばなければ
職は見つかるのですが、年収は大分低いクチです。
で、まあ、割と転職繰り返してるので、同年代で高卒の方より
年功序列制で給料少ないんですが、それでもやっぱ学歴に対する
嫉み的視線を受けることはあります。

どうも、日本人は社会に出てから、教育レベルの近い人とばかり
接するので、皆がそうだと思いこむ傾向にありますが、我々30代では
大学進学率約35%なんですよ。
どっちの気持ちも解る自分としては、格差は社会に出てからの
能力である程度決めなきゃいかんのじゃないかな、とは思うかな。

2009年9月15日火曜日

考えるほどに暗くなる

“老人国家”に未来はあるのか~若年世代にのしかかる負の遺産@日経BPネット

以前から言われているのだけど、誰も解決することができない問題。
「なんとかなるさ」と言いつつここまで引っ張ってきたけど、そろそろ
テロとか革命とか起きてもいい頃合いなんじゃないか。
もう、暴力以外で解決できるとは思えない。

過剰にネガティブになっている、深刻になっている、とも考えられるけど、
そんなに楽観視できないってのが今時の少子化・非正規雇用化が証明
しちゃってるわけで。

2009年9月13日日曜日

ネットスターとブロガー、それに関わる一般大衆としてのブログ書き

多忙につき腰を痛めた週末、何をしていたかと言えば、
ねとすたシリアスとか観てたわけなのですが、
実は、私は「俺って頭いいんだゼ」的なことを考えてるような
人間なのですが、だからと言って「頭がいい」という事だけを
職業にできるほどには頭が良くはないんだ、ということ。
ネットスターとか、「芸能人として」ではなく「研究者」として
こういう場に出るような人は、やっぱり凄く頭のいい人で、
そこいらに居る「ちょっと頭が良いだけの人」じゃ勤まらないな、と
感じました。

まあ、百人に一人の理論ですが、人を無作為に百人選んで知能とか
知識を計れば、自分は結構上位に入る自信があったりするのですが、
その上位に入った中からさらに百人集めたところでは上位に入れる
自信がないというか。
一般人の中で百人に一人がプロを志して、志した百人に一人が
本当にプロになれる、そして百人のプロの中で一人だけがスターに
なれる、と。つまり、スターの基準って「百万人に一人」なんだなと。
これって漫画家とかミュージシャンでも同じだよね。

要は、私は営業的なことが苦手だからってプログラマやってますが、
自分より頭がいい人は、学者とか文筆家とかになってるんです。
金が儲かるかどうか、って問題も勿論絡むんですけど、それよりも
社会的ステータスの問題になるんじゃないかな。
子供の頃、「俺は頭がいいから学者とかになりたい」って
思ってたけど、「営業になりたい」「技術者になりたい」ってのは
あまり思ってなかった。
学者さんや文筆家さんは、社会的に「頭がいい」と評価されるけど、
プログラマはどっちかというと技術者的な側面が強くて、
「腕の良し悪しがある」イメージなんですね。

で、まあブログ文化とか言って一般大衆が発言力を持つように
なったなんて言われてますが、ブロガーが多すぎて、結局発言力が
あるのはブログ以外の点で地位の高い人なんです。

そして、過去にこれほど一般大衆が発言力を持ったことが
ない、と騒がれていますが、一般大衆が持った発言力、なんて所詮
こんなもん、というのも明らかにされてしまって、それが結局
一般ブログ書き達が知り合いばかりの狭いネットコミュニティ、
SNSとかに流れてしまう原因になったのかなと思います。

だから、今でも私のようなブロガーって程注目されるエントリを
書いてないのにブログを書き続けている人って、結局「そこまで
頭は良くないけれど、一般大衆よりはちょっと頭が良い」程度の
人が、「いや、俺はもっと上に行けるはずだろ」ってもがいてる
だけなんじゃないのかなあ、とかそんな事を考えつつ、
そこまでは頭が良くないから上手く説明できないなあ、と
まとまってない状態でブログに書き込んでいる、そんな週末。

2009年9月12日土曜日

仕事が忙しいことへの愚痴とブログのあり方

愚痴ばっかりになるとみっともないから、そういうのは
公開すべきでない、という考えを持っているのですが、
最近色々不満が溜まったため、愚痴ネタでの更新が
増えてしまいました。

お見苦しいところを見せて申し訳ありません。

で、まあ見苦しいついでに愚痴とか不満をブログに
書くことの弊害について考察してみたりする。

もともとは、テクノロジーニュースへの個人的なコメント、
という位置づけでこのブログを始めたわけなのですが、
忙しいとそういうのを読むのも書くのも面倒になるのです。
釣りとかアニメとかへの散発トピックについても同様で。

今時の世の中、人の心がやさぐれていて、ネットだけでなく
メディア全般で「成功した人の自慢話」と「失敗した人の
嫉みコメント」ばかりになっている
気がします。

でも、これってどちらも「読んでいてなんだか惨めな気分になる」
ものなんじゃないかと。自虐性を意識してそういうのを
選択して読むのなら構わないのだろうけれど、なんとなく
気になるトピックを選択していたらそういうのばっかり
読んでいた、となると誰にとっても良くないんじゃないかと
思うわけです。

割と自虐的なトピックを好んで読む人って多いと思うんですよ。
自分の不遇さを世間に解ってもらいたい、とか、成功した人に
学ぶところがあるんじゃないか、みたいなこと。だから、
メディアは一定の読者が確保できると踏んでそういうトピックを
前面に出す感じになっていく。

個人的にはそういう風潮にちょっと抵抗感があったので、
「中立」で「前向き」なニュースとしてテクノロジーまわりを
トピックに選ぶようになったのですが、そういうのって割と
仕事の忙しさとか、その程度のものに振り回されるものだったのだなと
改めて実感してしまった次第。

ブログを書く人に対してよく言われるのが、「お前が何をしようが
考えようが、他の人はそんなことはどうでもいいのだ」ということ。
つまり、他の人から注目される、というのが第一義になっているわけです。
最近ではブログを書くという事に対する意義はそうしたものではなく、
「自分はこういう考え持っている」と宣言すること、それ自体に
意味があるとする、って感じなのではないでしょうか。

なので、まあ、自分としては仕事が忙しいのは嫌であるけど、
ブログで愚痴をこぼすのは本意ではなかったのです、という言い訳を
させて欲しいと。

そして、ブログで愚痴でもこぼさないとやってられない程忙しい
仕事に対する強い不満が沸く負のループ。

2009年9月9日水曜日

何者かの陰謀に違いない

仕事が忙しいことに対する強い不満を感じます。

金銭的に潤っている実感があるならともかく、
「働かされている」感は拭えない。
どうして現代の社会システムはこんなに
なってしまったのだろう。

もっと人を休ませようよ、と思うのだけど。

2009年9月3日木曜日

世代間闘争が「働きたくない」の原因なのか?

仕事忙しいので、更新する気力が失われていくナウ。

私も35歳になり、それなりに会社の中で年配の人ポジションに
なりました。昨今は、会社によって年齢層分布がかなり
バラバラな印象がありますが、IT系はやっぱり20代後半から
30代中盤あたりが多い印象。
ちゅか、就職氷河期の時代はそれしか就職先がなかったから、
ってのが大きいんですけどね。

そこそこ40代と20代前半もいます。50代以上になると、
別室の偉い人か、嘱託のお爺ちゃんになっちゃうかな。

で、年齢層が違う人はやっぱり仕事に対する姿勢が違う
わけですが、若い人の方が仕事に対する情熱がないように
見えてしまうものです。
自分は若い頃はもう少しやる気のある感じだったと
思うのですけど、今はすっかりやる気なくしてるので、
あまり若い人に「俺も頑張ろう」みたいな希望を
与えられないのですけど。

自分も今は頑張ってないけど、若い頃は頑張ったので、
若い人に「頑張れ」って言いたくなるんです。
でも、若い人は、頑張ってない人から「頑張れ」って
言われても、逆にやる気をなくすよね、というお話。

頑張ってる若い人に、頑張ってない私よりも高い給料出すと
いうのはどうか?みたいな議論にもなるけど、「頑張ってるナウ」と
「頑張ってたパスト」では、後者の方がスキルが上だったりするのが
普通なのよね。
結局、頑張ってもすぐには結果が出ないし、給料にも反映されない。
ただし、数年単位での頑張りはそれなりに結果や給料に
反映されるよ、と。今頑張ってない私は、数年後も給料は
変わらないのかと言うと、年功序列な日本の会社では、そこそこ
上がるんですよね。

こうして人は働く気を失ってゆくナウ。