2011年7月19日火曜日

2011年春アニメ感想

コミケ原稿で書くの遅くなりました。
もう夏アニメ一通り始まってますね・・・。
今のところ「うさぎドロップ」「輪るピングドラム」
「まよチキ!」あたりがいい感じ。


「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
とても良かった。なんだかんだ言っても
徹頭徹尾泣かせにかかるアニメはやっぱり
評価高いですね。漫画やラノベは引っ張らなきゃ
いけない面があるので、オリジナルアニメでしか
できない感じ。

「電波女と青春男」
うーん、全体的に良く出来てたんだけど、主人公が
ウザくて台無しという側面も。
リュウシさんが可哀想で見てらんない。

「Aチャンネル」
バーチャルアイドルのPVと考えれば
とても良かったと思う。問題はそこまで割り切れるかで、
やっぱりアニメファンとしてはもう少しストーリーに
深みを求めちゃうのよね。

「アスタロッテのおもちゃ」
原作好きなので応援したいのはヤマヤマだけど、
脚本がちょっと弱いかな。キャラ設定とか考えると
アグレッシブなエロは出来ないってのもわかるけど、
もう少し盛り上がりが欲しい。それこそ全編水着回と
お風呂回くらいはっちゃけるのも手だったか。
あと1クールにまとめるんだったら男要らない。

「DOG DAYS」
ライトなファンタジーがコンセプトなので、これはこれで
完成度高いと思う。ただ、需要があるかというと微妙か。
「なのは」におけるフェイトポジションが不在なのが
残念。あとキャラ名覚えづらい。

「まりあ・ほりっくあらいぶ」
シャフト得意のドタバタギャグ。
印象は薄く驚きはなかったけど安定した面白さがあった。

「GOSICK」
2クールものとしてはちょっと飽きられる構成に
なっちゃったか。せめて分割にするべきだったかも。
キャラデザは良かったけれど、原作が若年向け推理もの、
って側面があるのでお話自体はミステリに対する
好き嫌いが出ちゃうかも。

「シュタインズ・ゲート」
続いてるので軽く。
凄く面白いし、毎度先が楽しみ。2クールやって
全然テンションが下がらないのは素直に凄い。
ゲームやってないのでネタバレやめてマジで。

「日常」
同じく続いてるので軽く。
最初はみんな付いて来れるか心配だったけど、出来上がりを
見ると安心の京アニクオリティ。
京アニの凄さは、作画・脚本・演出それぞれが
「見てる側が気持ちよくなるキャラの動かし方」を
心得てるところ。

日常関係ない話になっちゃうけど、京アニ出身のヤマカンが
迷走してるのはその「気持よさ」を否定して「気持ち悪さ」を
押し付け始めた点なんじゃないかな。

「へうげもの」
同じく続いてるので軽く。
OP作曲者が逮捕されたり原作者が原案扱いになったりと、
トラブル続きだけど本編自体は面白いのよね。それは
原作の面白さを一般向けに薄めたものであるといえば
そうなんだけど、アニメとしては充分だと思う。
こういう萌え抜きで面白い大人向けアニメって、もっと
増えて欲しいんだけど、収益に結びつかないんだろうなあ。

まあ萌え豚なので萌えを否定するわけじゃ全然ないんだけど、
実写化には全く興味を持てない派なのでこういうのもどんどん
アニメ化して欲しいと思う次第。