2009年7月30日木曜日

女子高生言葉が、オヤジ語に近くなると逆に不安になる話。

未だに突撃コブン11時の方に、「已然形 助動詞 らる」とかで
検索してくる方が、月に2~3人いたりするのですが、
今時の高校生はインターネットで勉強とかしてるんですかね。
どっちかと言うと先生の方がそういうの検索で調べたりしてそうな
イメージがありますが。

で、まあ、字書きさんが「俺は字書きだから、言葉に対しては
センシティブなんだぜ?」って自己アピールするのが鼻につくことが
多かったりする今日この頃、もちょっと謙虚に高校教師の
方にも役に立つ、言葉の話を考えるトピックも。

「的を得る」「的を射る」については、断然後者が正しく、
前者は「あまりに皆が間違うので、しぶしぶこれも正しいと
認めるようになった言葉」だと思っていたのですが、
「論語」に「的を得る」というような表現があるようで、
自分の言語感覚を割と疑うようになったり。
知ったかぶって恥をさらす前で良かったゼ。
重複を「じゅうふく」、代替を「だいがえ」って読むのは
相変わらず否定的なんですけどね。
あと、自身と自信、変換ミスする人多すぎ。
送信する前に読み返す癖を付けておくと、後々の苦労が
減りますよ。

で、タイトルになってる女子高生言葉の話。

女子高生言葉って、基本的にオヤジ文化に対する
カウンターだと思うんですよ。オヤジから見ると、
「汚い言葉」としか思えないようなのばかり流行するというか。
「チョベリバ」・・・はさすがに古いか。でも、まあ
「チョー何とかかんとか」「マジ何とかかんとか」みたいなのとか。
「キモい」と「コクる」について、おぞましい感覚に襲われる
という話を以前別のとこで書きました。

最近、某ラジオで某女子高生声優が、お喋りするということを
「『語りっち』って言うんですよー」と言ってました。

語りっち。
~っち、って、割とオヤジの言語感覚だよなあ、と思う。
可愛らしいと思うし、いいんですけど、本当にそれ、女子高生の
使う言葉なのかな?とか疑っちゃったり。その女子高生声優さんが、
機敏に空気読んで、「この仕事は割と年配の男性に好かれることが
大事になる」という意味で、実際には大して流行ってない
それこそその辺の誰かがちょっとオヤジ風に言ってみた的な
言葉を「女子高生の間で流行ってる」と言えば、自分の印象も
良くなるんじゃね?的な打算で言ってるんじゃないかしら、とか
穿った見方をしてしまったり。

"語りっち" の検索結果 約 3,300 件

微妙な数字。女子高生の方々、語りっちって、ホントに流行ってるんですか?
いや、オヤジはこういう可愛らしい言葉が流行ってると嬉しいんですが、
オヤジが喜んでると聞くと女子高生は使うのがイヤになっちゃう気もするし。

いや、もしかして女子高生がオヤジに媚びるようになったのか?
それとも、16歳くらいから始まっていた親離れ・反抗期の時期が
後ろにズレ込んで、今度は女子大生が汚い言葉遣いになったりするのかなあ。

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