2009年12月28日月曜日

爆走タカタキ15時間

高滝湖へワカサギ釣りに行きました。

高滝湖は、釣りの実績にしてもロケーションに
しても、それほど突出しているわけでもなく、
交通も不便なのですが、なんだか自分的に
好きな場所です。

去年は、車を所持していなかったため、電車で茂原まで
行ってからレンタカー、というコースだったのですが、
今年はマイカーがあるので全行程自分で運転です。

東金・酒々井・つくば・水戸と、鹿島から車で
二時間コースの場所は一通り行ったことがあるのですが、
三時間コースは初。車買って一年近くなって初めての
往復六時間運転。次の目標地は千葉市・取手・
ひたちなかあたりかな。

東金付近までは行ったことあるのですが、銚子経由の
太い道を行くと結構遠回りになると知り、今回は
県道44号→県道79号を通って126号へ出る道を
選択。44号はカーブのキツい上り坂が多くて
軽自動車だと割と厳しかったり、79号は「右に曲がると
そのまま79号だけど、真っ直ぐ行っちゃうと別の道よ」と
いうトラップが多め。うーん、素直に銚子から行った方が
いいのかなあ。

で、まあ5時出発で8時に高滝湖到着。釣り開始。
午前中はポツポツ釣れて午後は全然、というパターンは
割といつも通り。





高滝湖名物の変なオブジェ。
リアルでちょっと気持ち悪いと評判のトンボと
ボールで出来たカワセミ。

2時頃納竿、近くのコンビニで一休みしてから帰途へ。
千葉鑑東金店に立ち寄って、漫画買って。

8時に帰宅。一休みして漫画読んで、釣った魚を料理。

ワカサギ8匹とヤマベが1匹混じってた。
全部天ぷらにします。





茶色いのは高温で短時間揚げたもの。ワカサギは
あんまり火を通さなくても大丈夫なので、レアな
仕上がりになる。
ヤマベはワカサギに比べて骨が硬いので、頭ごと
丸噛りはちょっとキツかった。

余った紅サシは捨てちゃったけど、持って帰って
次の日寒鮒釣りに行くのも手か。釣り餌って、
多めに入ってるのでいつも余るのよね。

2009年12月25日金曜日

赤裸々なお金の話

今回はお金の話。

お金の話とか、性癖の話とか、そういう下品なネタは
基本的に一般論に落としこんで書いていますが、必ずしも
自分が平均的だと思ってるわけではなく、むしろ
貧乏&オタク方向に偏りがあって、「それが普通だろ?」と
いう論調へ持っていこうとしている節があるのは
自覚しています。

なので、今回は「こういう事を言っている私はこういう
人間ですよ」という意味で自己紹介。

国立大卒35歳独身、特定派遣技術者。派遣だけど
正社員ってやつ。プログラマとしては5年+2年の経験。
今の会社で3年目。今年の年収は350万円。
去年は残業も結構したし、ボーナスもそこそこ出たので
ギリギリ400万行ったんですが。

中小企業でも35歳と言ったら年収500万くらい
貰ってる人も多いみたい。まあ、勤続10年で
課長とか係長クラス?
大企業に入った人は800万くらい貰ってる人も
いるみたい。まあ、結婚して子供二人とか普通にいるような。

基本的に「楽な方へ流れる」が信条なので、本当は
一箇所にずっと居た方が昇給があって良いというのは
わかってるんですが、どうにもつまらないしがらみが
増えてくると辞めたくなっちゃうんですよね。

で、まあ、現状はこれまで居たところに比べて随分楽なので
もう少し居たいのですが、反面、やっぱりつまらない
しがらみが増えてきて。あと、管理者的素養を求められる
ようになって。そういうのに我慢できるんだったら最初の会社で
出世してるっちゅーの。

世代間の諍いって、結局「そういうからにはお前は沢山会社から
金貰ってるんだろ?」という不満に元凶があったりすることが
多いと思うんです。
単純に年収が50万違ったら、年間25万多く貯金して25万
いい生活が出来るわけで。
私だって年間25万好きにお金使って良いよ、となったら
PCとか携帯とか車とかに使うわけで。
でも、私よりお金の無い若い人なんかは、私より年収が50万
少なかったりして、やっぱり25万分はそこらへんに
使えるお金が少なかったりします。

年収350万円の内訳は、こんな感じ。

税金・保険:80万円
家賃:40万円
光熱費:15万円
通信費:15万円
車・交通費:35万円
食費:35万円
他生活費:25万円
趣味:35万円
貯金:70万円

趣味の35万の内訳は、今年は長崎壱岐に行ったので10万、
音楽関連とソフトで5万、今年は殆どハードには
お金使ってないのでナシとして、あとは殆ど本かな。
同人活動は、去年微黒で今年微赤でトントンといったところ。
ん、こういうのは「売れて売れて仕方ないぜ!」とか
言った方がいいのか、逆に「全然売れてません!」って
言った方がいいのか?

うーん、若い人ならこれくらいは平均的だと思うんだけど、
さすがに30代中盤でこれだとちょっと少ないんじゃないかと
不安になるんですよね。
無職期間は年間200万で過ごしてたので、削ろうと思えば
まだまだ削れる、というのもあるのですが。

まあ、嫁は無理かな・・・。そんな私にラブプラス?

2009年12月18日金曜日

早速児童ポルノ問題について、その前に

というわけで児童ポルノまわりについて・・・
と思ったけど、以前一般ポルノについて書いた後で、
「ポルノの前に、未成年の性行動そのものは
どうなのよ」という問題があったので、そちらを先に。

フェミニズムが強くなった時代、「女にも性欲はある」と
いう事が主張されましたが、それでもなお、
性行為においては男性側が「する」、女性側が「される」と
表現されるように、男性の性欲は、女性に比べて、とても
能動的で衝動的なのです。

女性の性欲がどんなものなのか詳しいわけではありませんが、
推測するに、「空腹のようなもの」なのかなと。
また、性経験の少ない未成年の女性にとっては、多くの部分が
「愛されたい欲求」と「興味本位」なのかなと。
対して、男性の性欲は、そのものストレートに「排泄欲」
そのものだったりします。「今したい、すぐ出したい」という
面があり、逆に出してしまったらスッキリして
出したかった時の焦りを忘れてしまうと。

「愛されたい欲求」について補足。これ自体は、男性にも
地位欲とか承認欲って形で同じものを持ってます。
でも、男性の場合、あんまりそれは性欲と結びつかない。
その辺の、男女の性欲に対する認識の差が、フェミニズム運動が
下火になってしまったことに繋がってるのでは。

で、未成年や、精神的に未発達な人の性欲って、この傾向が
顕著なんですよ。
男性は「我慢が効かない衝動的な欲求」で、
女性は「愛されたいがために肉体を差し出す」感じ。
そうした動機での性行動が必ずしも悪いこととは限らないのですが、
肉体的・精神的にダメージを負うような悪いことに結びつく傾向も
強いので、しかも法律で徹底的に禁止しようという流れになって
しまっているのでそういう性欲をどうするべきか、と。

男性の場合、出せば収まるので割と即物的でダメージを
引きずることは少ないのですが(ないわけではない)、
この場合、問題の中心は女性側が傷つく、ということ。

「未成年は恋愛してはいけないのか?」という事を
言う人がいますが、恋愛と性交はちょっと分けて考えます。
未成年は恋愛してもいいけど、性交しちゃだめ、って話。

「なぜ人を殺しちゃダメなの?」「法律で決まってるからさ」
「なんでそんな法律が出来たの?」「治安を維持するためさ」
みたいな議論は飛ばしますね。未成年は性交しちゃだめ、
ってのを一応の前提として話を進めます。

個人的意見のブログの限界として、「実際に未成年との
性交って、どうなの?」というところが解らないというのが
あります。したことないし、実際どのくらいの未成年が
どこまでやってんだか解んない。自分が高校生の時は、
クラスで5人くらいはしてたみたいかな。実際はもっと
多いかも、くらいで、でも程度はやっぱり解んない。
で、クラスでしてた5人が何か問題になったかというと、
それは結局親教師にしていること自体がバレなければ
何の問題にもならない(例えクラス内で大っぴらに
『昨日したぜ』とか言っていても)。
援交とか未成年裏ビデオも同じノリなのでは?
本人たちも「バレなきゃ別に」という意識。

実際問題、本人が納得の上でやっていることなら
それを取り締まるのは無粋だよね、って風潮はあると
思うし、逆に暴力とか脅迫とか金銭が絡むような事をもっと
取り締まるべきだと思う。
だから、やっぱり「未成年はダメ、ゼッタイ!」とか
言わず、ある程度の叙情酌量の余地を残すべきだろうと。
そのへんも、以前言ったように、「高校生くらいになったら、
恋人できたらやっちゃうのが普通じゃね?でもさすがに
小学生はマズいだろ」みたいな、程度の差を考慮
すべき。

あとは、結局親の対応って問題になるのよね。
「ウチの子供がそんなふしだらな事するなんて
許せない!」って親が多すぎるのでは。
あとは「教師が悪い!学校が悪い!」って親も。
「子供の恋愛ごとに親は介入しない」ってのも
多いみたいだけど、それはやっぱり「無関心」とも
言える。
最近は、と言わず、ここ数十年では、中学生で
性経験ある人も何割かいるようだし、それも
「暴力的に行われたのかどうか」をしっかり
区別しないと。
昨今は、ちゃんと学校で保険の先生による
おしべとめしべの話とかしてるのかな?

どうも、性に関わる事が極端にタブー視される
風潮になってないかな、と思う。
ポルノとそうでないものの住み分けラインが
明確になりすぎて、ポルノを不快だと
思うタイプの人間が現状を理解せずに
目と耳を塞いだまま大声出してるだけなのでは?

ネット事例としては、埼玉在住のコミケで駅員に
難癖Chu!な大学生の件とか。
DQNがムカつくから、未成年との性交の是非
云々の前に彼を貶めてやろうって感情論で
社会的制裁を受けてしまったけれど、実際
未成年との不純異性交遊系で裁かれた人って、
バレた原因は誰かの嫉妬だった、なんて事も
多そうな気がする。

2009年12月17日木曜日

児童ポルノに言及した日

ポルノの影響に関する研究、ポルノを見たことがない男性が見つからず頓挫するも別の結果が得られる@GIGAZINE

ですよねー。

児童ポルノまわりに言及した日は、アクセス数が
いつもより多いのです。
検索ワードではtwitter絡みが多く、でも
twitterの事を書いた日は別にアクセス数伸びる
わけでなし。一週間とか経ってからぽつぽつ
アクセスがある感じ。

多分、児童ポルノがらみでは、ブログリンクとか
RSSとかで「見出しとさわりを読んでから飛んでくる」
人が多いんじゃないかな?「児童ポルノ問題について
他の人はどう思ってるんだろう?」という感じで。

「児童ポルノ問題って、どうなってるの?」という
タイプの人は、検索したらウィキペディアなり
解説サイトなりが出るので、ブログによる
個人の意見を求めてはいないんだと思う。

twitter絡みは、多分「twitterってどう使うのよ」
「twitterに関する面白エピソードとかないかな」と
まあ、割とライトな読み物求めてる層が多いイメージ。
でも、そういう人はきっとリピーターには
ならないんだろうなあ。
twitterに関しての専門サイトとかは他にも多いし。

恋愛・結婚まわりもエロ関連に次いでアクセス数が
稼げるとか下卑た意識もあったのですが、意外と
そうでもなかったです。

気付けばこのブログ、閉弐突撃コブン11時より
アクセス数多いんですよね。単に更新頻度高いから
リピーターが沢山踏んでくださってるだけだと思いますが。
ちなみに左側に出てるGoogleAds、開設からこれまで
踏まれたのは1件だけ。
まあ、別に儲けようとか思ってないし、今時の人は広告とか
クリックしないだろ、とは思ってました。
もともとIT関連のブログの予定だったので、ドスパラとか
フェイスの広告は割と踏まれるんじゃないかと思ってましたけど。

というわけで、このサイトは「児童ポルノ問題について
個人的な意見を語る」を割と重視する方向で。
ブログですから、ニュースとかデータとか豆知識とかは
あまりないですよ。

2009年12月15日火曜日

バタバタのニュースコメント

最近ちょっと身の周りがバタバタしてるので、
とりあえず読んだニュースへのコメントとか。

広告経済か無料経済か@歌田明弘の「ネットと広告経済の行方」(WIRED VISION)

最近の流れは、無料である程度ユーザーを掴んで徐々に
有料化する、という流れだという話。
でも、これって最初の無料時期に結構なコストがかかるので、
それなりに体力のあるところしかできないのよね。


「携帯電話多用で血流中のタンパク質が変化」:スウェーデンの研究(WIRED VISION)

電磁波、特に常に身に付けている携帯からのものが身体に
悪影響があるのでは、という研究は携帯電話普及当初から
あり、これもそのひとつ。


エロマンガ島の食人部族の子孫、170年前に先祖が食べた宣教師の子孫に謝罪@GIGAZINE

いや・・・シリアスな記事なんだけど、反応に困る。


ソニー・エリクソン、「Android」搭載スマートフォン「Xperia X10」を発表@CNET Japan

日本でもドコモから出るんじゃないかという噂。
Android携帯欲しいなあ。HTCとどっちがいいかなあ。

2009年12月6日日曜日

IT企業の覇権争い

前回は、IntelとAMD、AMDとNVidia、マイクロソフトとGoogleの
争いについて書きました。

これについても、CPUの話なら主要ゲーム機でのIBMの
シェア(WiiとXBOXはPowerPC、PS3はCELLでIBMは技術供出
している)や、携帯機器でのARMのシェア(NintendoDSや
各種携帯電話で利用されている)を考慮しなければいけません。
そもそもx86CPUはAMDもIntelのライセンス受けて製造してる
わけだし、そんなにライバル関係とも言えないのでは?とか。

GPUにしてもチップセットの話を加えてIntelとVIAの話も
あるし、ゲーム機(XBOXとWiiはAMD、PS3はNVidia)の話もある。

ゲーム機というならSonyと任天堂もプレイヤーとして考慮する
必要が生じるし、携帯電話を含めると、もう群雄割拠だ。
OSの話をするにしても、AppleとSymbianが出てくるし、
AndroidでやっぱりGoogleが絡んでくる。

インターネットサービスの話になるとYahoo、そして
日本ではソフトバンクが絡む。となると、携帯電話キャリアとか
ISPの話にもなってしまう。
LGとかサムスンとかノキアとかは?
ACERとかASUSとかGIGABYTEは?
DELLもAndroid携帯作るって話だよね、IBMは携帯もPCブランドも
手放しちゃったけど、どうするのかな?表にあんま出てこないけど
Foxconnってどうなの?とか。
ISPはソフトバンクとNTT?Sony陣営のSo-netはどうなの?

ここらへんの競争関係を図にしようとしたのですが、
網羅しようとすると複雑すぎたので、諦めました。

個人的に望む未来としては、まあ安価に色々なものを
試せるようになるといいかな。今、「ちょっと一か月だけ
iPhoneを使ってみたい」って言っても敷居高いよね。

2009年12月4日金曜日

IntelとAMD、GoogleとMicrosoft

インテル、48コアプロセッサのデモを実施--目標は「人間並みの知覚」の実現@CNET Japan

AMD派な私も、CPUの開発能力という点ではIntelの方が
圧倒的に上だというのは認めてるんです。
Core i7は当分一般自作ユーザー向けで能力トップだろうし、
生産能力も圧倒的に違う。

AMD派とIntel派の喧嘩は、結局「コストパフォーマンス」と
「ブランドへの信頼性」に帰するんですよね。
過去においては、K6が爆熱だったとか、Pen4の出来が
悪かったとか、Phenomのエラッタ問題とかありましたけど、
最近はブランドに対して極端に価値をつけない通常ユーザーは
値段とそこそこの能力で選んでる感じ。


超品薄の「Radeon HD 5870」搭載VGAにmsiと玄人志向の新モデル!@ASCII.jp

AMDの生産能力が低い、という評価はVGAの方にも出ている。
最近の58シリーズと59シリーズの発売でAMDはNVIDIAより
性能面では頭一つ抜けた感があるんですが・・・。

NVIDIAの強みは、IONなどのチップセットと、あと
ソフトメーカーとの協力体制(いくつかの高性能VGA必須な
3DゲームはNVIDIA製VGAでチューニングされている)にあるので、
AMDのが実能力的にはちょっと上、くらいのこの状態が
ライバル関係として拮抗しているのかも。

ま、私のような貧乏一般ユーザーは「そろそろ4770が
値段下がってきて買い時だな」とか思ってますけど。


グーグル、日本語入力ソフトのベータ版を公開@CNET Japan

素晴らしい。
MicrosoftIME2007への不満が多くてATOKに流れる人も
多かった昨今、かなりシェア取れるんじゃないか?
私も使ってみました。というか使ってます。

「おまいらはOSやオフィスの独占でMicrosoftを非難するけど、
Googleは検索市場を独占しているじゃないか」と
いう人もいるけど、Google検索、全然不便じゃないんです。
Microsoftに対する評判の悪さは、便利だったものを
不便にしちゃう、その姿勢が問題だったわけで。
Vistaで懲りたんじゃないかと期待したけど、
「遅くなったって?金使ってもっといいPC買って
もっと早い回線契約しろよプゲラ」という押しつけがましい
態度はなかなか変わらないんだろうなあ。
どうせ「今、PCがこれだけ普及したのはマイクロソフトが
『早いPCじゃないと快適に動かないシステム』を
どんどん作り上げたからだ(キリッ」とか思ってるんだろうけど。

VisualStudioでF1押したら即「ヘルプと例文」が出てきたあの
日が懐かしい。今?ヘルプ表示するよりGoogleで検索した方が
早いくらいですよね。


マイクロソフトと佐賀県、9カ月間にわたる協業成果を追う @Enterprise Watch

高齢者にPC利用を推進するのは必要だと思う。
医療的にも、コミュニティ的にも。

高齢者SNSとか聞かないけど、実際にあったりするのかな?
携帯すら持ってない人がいるんだし、mixiじゃダメだと思うんです。
公共事業も、こういうのに金使えば納得されるんでしょうけど。
市町村単位で、地域のIT事業者に「お年寄りへのPC教育」を
仕事として与えるようなの。
土建屋ばかり儲かるような従来の仕組みは、ねえ。

マイクロソフトも、こうやって企業イメージ上げていけば
一部ソフトウェアの独占状況もユーザーから歓迎される可能性も
あるのでは。

2009年12月3日木曜日

オバマ大統領を見て思う事

初のアフリカ系大統領、という事は既に
メディア等で騒がれているので、特に容姿的に
驚く事はないのだけど、むしろこないだの
アジア訪問のニュースを見ていて感じたのは、
「若いな」ということ。
他の各国首脳が年寄りばかりなのだ。

若いといえば、ロシア大統領メドヴェージェフも
若い。

G8で言えば、

(露)メドヴェージェフ44歳
(米)バラク・オバマ48歳
(加)スティーヴン・ハーパー50歳
(仏)サルコジ54歳
(独)アンゲラ・メルケル54歳
(英)ゴードン・ブラウン58歳
(日)鳩山62歳
(伊)ベルルスコーニ73歳

余談ですが英国前首相トニー・ブレアは
43歳で首相になったそうで。

ちなみに民主党
前原47歳
岡田56歳
管63歳
小沢67歳

首相就任時年齢は、
麻生68歳
福田71歳
安倍52歳
小泉59歳

40代で首相になったのは、日本で3人だけ
伊東博文44歳(1885年)
黒田清隆47歳(1888年)
近衞文麿45歳(1937年)

2009年12月1日火曜日

事業仕分けによる、スパコンの予算削減について。

紛糾してますね。

計算基礎科学コンソーシアムの声明はお門違い@スパコン漫遊日記(CNET Blog)

こちらは、「そんなに金かけてまでやる事か?
成果上がってないじゃん」という意見。


スパコンよりもダイコン 夢に金をかける時代は終わったのか@夢幻∞大のドリーミングメディア(CNET Blog)

こちらは、「未来への希望にお金を使わなくてどうする」という
意見。

どちらも真っ当だとは思うのだけど、個人的には、
「文部科学省の役人どもが信用できないから」という理由で
スパコン予算削減には「やや賛成」。
実際、仕分け人の見送り発言は、これまで国民と
信頼関係を築いていないから、という懲罰的なものが
あったと思うし、反省して努力するなら来年はまた
考えないこともないよ?って言ったら逆ギレしてきた
ように見えてしまう。
ま、夢を忘れた大人の発言なのですけどね・・・。

じゃあ700億円を700人に1億円ずつ配るというのはどうか。
なんて夢いっぱいな政策。

2009年11月29日日曜日

児童ポルノ以前に、一般ポルノのあり方について

被写体についても、読者・視聴者についても、
小学生と中学生と高校生とそれ以上、って分け方を
しっかりするべきだと思う。「未成年はダメ、絶対!」って
わけでなく、「小学生はここまで」「中学生はこれくらい」という
ガイドラインをはっきりさせないと、サンタフェ問題のような
事で譲歩できなくなっちゃう。

小学生には、ある程度性知識を教え始める段階で、
本人たちは「結婚して一緒に住んでりゃ赤ちゃんできんだろ」
くらいの認識でもいいのでは。
でも中学生でソレだと色々不味いと思う。
だから、性教育の基準をしっかり決めて、ヌード程度の
エロ本とか写真週刊誌は見せてOKとする。
ゲームとかアニメも、正直乳首くらいでガタガタ言ってる
現状はちょっとおかしいでしょ。
高校生には、もう一歩踏み込んで、今の女優モノ一般AV程度の
ものは解禁しちゃう。
で、それ以上はモザイク外してハードコアもOK、と。

親の意見聞いてたら、高校生がヌードに興味を持つことすら
許せない、というヒステリックな方向に行ってしまうので、
「どのみち禁止されてるなら」って高校生が偏った
違法モノに手を出すのはある意味必然というか。
中高生に一切ポルノを与えない、というのは人権侵害ですら
あるんじゃないかと思います。

今の子供はどうなのか解らないけど、私のときと
あんまり変わってないとするなら、
男子中学生の98%はエロ本くらい読んだことあるだろうし、
男子高校生の98%はエロビデオ(エロ動画)くらい観たこと
あるでしょ?
残りの1%は、「それすら必要ない恵まれた環境にある男子」で、
あと1%は、「生活行動一切を保護者の管理下に置かれた男子」か、
「性的欲求を持たない精神的・身体的に未成熟な男子」。
「男子学生で自慰経験があるのは70%」とかって調査報告には
統計の嘘が潜んでる。恥ずかしくて嘘言ってる子がいるに
決まってるよね?身体的性機能が正常な男子なら、
100%近く自慰経験があるのがむしろ望ましい。
夢精好きとか、自慰を覚える前に性交するパートナーが
居た、なんてのも居なくはないのですが、そっちはさらに
特殊なので、1%以下だと思う。

夢精経験がある人は多いかもしれませんが、自慰を一切せず
夢精に任せる人は多分いません。いたとすれば、精液を
製造する能力が低く、夢精頻度も月一回とかで、
性欲を持たない、ある意味異常な人間です。
単純にパンツ汚れるから面倒なのよ、夢精って。
一般男性で言うと、50代以降はそんな感じになるかも。

男性にとって、射精を行うことは排泄に近いのです。
我慢することに意味なんかないし、我慢する苦痛は
大きいのです。
世の中の母親って、その辺を全然解ってないんじゃないかな。
自動的になってしまう生理と違って、性的興奮がトリガーに
なる射精って、女性からの理解が得られない知識なんですよね。
男性の身体的メカニズムそれ自体に不快感を持っている人も居て。
「毎月血を出すから女は汚れている」って考えと同じく、
「男の性欲は汚らわしい」という考えは男女差別なのだけど。

成人男性からすると、「まあ、多少禁止されてる方が
かえって興味持ったりするし、いいんじゃない?」と
言うのだけど、それは「禁止されてるけど罰則もなく、
親教師に怒られる程度」だったから言えるわけで。
罰則が付与され、ポルノが原因のイジメとか性的搾取が
行われていることもあるので、ガイドライン策定は
必要なんじゃないか。
現実的で厳しすぎない範囲なら、だけど。

2009年11月28日土曜日

性的に奔放であること、貞節であること

前回のエントリにあった処女信仰の話。

処女信仰を持つ人に対して、「見た目がよろしくない
処女と、見た目が良い非処女、どちらが良い?」と
いう話を振ると、「どっちも嫌だ」という答えが
返ってきます。彼らにとっての処女とは、
「見た目が良いこと」がそもそもの前提なんですね。

処女信仰を持つ人も、その信仰の根源は
女性経験が乏しいことに対するコンプレックスが
あり、それは恥ずかしいことだという自覚が
あると思うんです。

逆に、男性経験の乏しい女性は、「モテる男性」、
周囲に自慢できるステータスを持った男性を好みます。
実はこれもコンプレックスのせいで、男性経験の
豊かな女性の方が比較的モテない男性に寛容な
気がします。

恋愛格差なんて言葉が出てきたのは割と最近ながら、
恋愛に格差があったのは昔からのことで、ある意味
格差があって当然ではあるのです。

問題なのは、格差の下の方の人が頑なになって、
ますます理想に執着した結果、格差が是正されないこと。

異性経験が乏しい人は、妥協をしないと、ますます
異性から相手にされなくなり、ますます理想を
追うようになる、という事を自覚しなければ
いけないと思います。

とはいえ、彼らが手始めに「じゃあ処女じゃなくても
いいから美人でないとイヤだ」「イケメンじゃなくても
いいから金持ちじゃないとイヤだ」と大いなる妥協の
一歩を踏みだしたとしても、それでもまだ理想が
高すぎるんですよね。
どんどん妥協していって、ようやく見つけた
パートナーが、あまりに理想と違うのに絶望して、
というのもよく聞く話です。

でも、実際問題、独身で過ごす老後って、本当に
怖いんですよ。
若い人は「今寂しいからパートナーを作る」「今別に
一人で平気だからパートナーは不要」となりがち
なのですけど、30代半ばで一人暮らしも15年に
なる私でも、老後を考えると結構ゾッとします。

まあ、さすがに子供は諦めるにしても、50歳60歳に
なってから最低限の「どちらかが病気になったら助け合う」
契約として似たような立場の女性と結婚する、というのも
アリなのかな、とか思ってます。

2009年11月27日金曜日

ネットの恋愛と嫉妬

まず、体験談を。

・某MMOをやっている時、自分の所属するグループで
 オフ会をしました。すると、男だとばかり思ってた一人が
 実は女性で、それ以降、彼女と親しかった男達が
 すごくギスギスするようになりました。
 結局そのうちの一人が彼女と結婚しました。
 グループ内の雰囲気が悪くなり、どんどん人が
 離れていき、私もそのMMOを辞めました。

・平日の昼間、某暇つぶし系ゲームいっぱいサイト
 (チャット機能つき)で遊んでたら、暇な主婦だと
 思われたのか、ナンパされました。
 最初ナンパだと気付かず、何か用?って対応してた
 けど、気付いて「私、男ですけど」って言ったら
 即退室してった。
 とても頭の悪そうな発言内容で、こんなナンパに
 引っかかる女性もちょっとどうかと思いましたし、
 こんな頭の悪いナンパがされるようなサイトに
 普通の女性は来ないだろうな、と思いました。


次に、2ちゃんネタ。

・専業主夫って無理なのか?という系のスレにて、
 「私仕事してる女だけど、家事育児きちんとしてくれる
 男となら結婚したいと思うよ」という書き込みがあり、
 「じゃあとりあえず俺と付き合いませんか」という
 食いつきが多かった。
 最終的に男同士の罵り合いになり、その(自称)女性も
 呆れて来なくなった模様。

・「電車男」の後、女性と接する機会の少ない男性が
 数少ない知り合いの女性に、突然卑猥なメールを送る、という
 悪戯が流行ったことがありました。
 まあ、多くの場合は即着信拒否されて終了だったのですが、
 中には心配して返信してくれる心優しい女性も居て、
 最終的に付き合うことになりました、なんて話もいくつか。
 成功例を見ると良い話なんだけど、失敗例を見ると
 ちょっといたたまれなくなってきます。


以下は自論。

ネットに限らないですが、どうも男性女性ともに、理想が
高くなり過ぎな気がします。
そりゃ、テレビに出てるような見た目が整った相手の方が
良いんでしょうけど、現実問題、見た目が整った人は
見た目が整った人同士でくっつくのが普通なのです。
見た目が整ってない人が見た目が整ったパートナーを
得ようとすると、他の優れた部分が必要になるのは
自明なのですが、なかなか人は妥協したがりません。

それなのに、自分以外の誰かが、どれだけ妥協したのかは
知らないですが結果的に上手くいった、又は上手くいきそう、
というのを見ると嫉妬して邪魔する、という誰も得をしない
結果になりがち。

身の程を弁えろ、というのは簡単だし、理想を捨てろ、と
いうのもある意味酷なのですが、そのままだと本当に
パートナーがいないまま30歳40歳までいっちゃうよ、と。

ネット恋愛の話をすると割とついて回るのが、処女信仰の
話なのですが、これは別のトピックとして書きます。

2009年11月26日木曜日

労働と結婚についての持論

なぜ「役員報酬開示」は愚策なのか@実践ビジネススクール(プレジデントロイター)

先日書いた企業内格差是正の話が、あまりに庶民的で
中小企業の話だというのがバレバレで涙目。
年間1億貰ってて、まだ欲しいとか思うもんなのかなあ。
ネットで一般人が偉い人を叩くのがみっともないと
思ってたけど、こんだけ収入に差があるとなると
無理もないわ。

どうも、IT系ニュースコメント用とか言ってた
このブログ、「今の20代から30代の人はとても
労働に対する意欲が低い」という事を中心とする
私の主張を展開するためのものになっています。
ブログのタイトル、「はたらきたくないぶろぐ」とかに
した方がいいですかね。

実際問題、自分で思ってるほど俺ってITスキル高くないわ、
とか気づいちゃったというのもあるし、ITニュース
それ自体よりそれに関わる社会的な問題の方に興味が
あったというのもあり。

まあ、書きたいことを書いてるうちにこうなった、と
いうならそのままでもいいじゃないかと思うので、
このまま続けます。


白河桃子「女と男の新しいシステム」@日経ビジネスAssocie

私は上記の理由で、恋愛とか結婚についても「働きたくない」と
いう観点から見るので、「専業主婦になりたい」という女性への
評価は低いです。
この連載では、「今は景気が悪いから」「男も女も同じように
働くのが良い」という事をメインに書かれていますが、
出産するのは女性しかできない、という事もあって、
「私は出産するんだから、あなたは労働しなさい」と
言われると二の句が継げず、「じゃあいい、結婚しない」と
なってしまいがち。

草食系男子に関する対談では、上手く今の若い男性の傾向を
表現していると思うのだけど、個人的には「根本的に消極的」
なのではなくて、「積極的になると損をする世の中だから」と
いう方が大きいのでは、と思います。

自分は年齢的にも草食肉食混在の世代だと思うのですが、
積極的になるかどうか、は損得で判断して行動してると
思うんです。

若い頃は女性に対して積極的になる事もしていたけれど、
負担が大きすぎ、しかも上手くいかない事が多すぎて
諦めて投げだしちゃった感じ。
あとは結局フィーリングが合う女性に恵まれなかった、という
運ですかね。

人よりバリバリ働きたい。だからスキルアップへの投資を惜しまない@日経ビジネスAssocie

はいはい、情報操作乙。
「人よりバリバリ」「やめて!」

なんか、職場で記名式アンケートとか取るとこうなるような
気もするけどね。会社に対して本音を漏らすと不利になる、と
いうのも最近の若い人が働く意欲を失う原因だと思います。

でももし、私と私の周囲の人が怠惰なだけで、世の中の人は
私が思うより労働意欲が高いとしたらどうか。
「お前らは働くのが楽しいから働いてんだろ、こっちは
働くのが苦痛なんだよ!」って働かずに生きる特権を
手に入れようとしますね。
でも、そうすると「なんだか俺らが頑張ってるのが馬鹿らしくなる」
って働く意欲を失うんじゃないかな?

2ちゃんまとめサイト反対派なのでリンクは貼らないですけど、
生活保護世帯への嫉妬や、富裕層の不幸でメシウマとか見てると、
やっぱり「本当は働きたくないし、働かずに生きていけるなら是非
そうしたい。でも、そうはいかないから、見せかけでも働く意欲
持ってるようにしないと・・・」って強がりなのでは?

2009年11月25日水曜日

労働意欲と婚姻制度

少し前は男性が労働意欲があり、女性が家事育児を
嫌ったため、男女平等とは「女性も男性同様の労働を
可能にしてほしい」という運動だった。

現代においては、男女ともに労働意欲がないので、
男女平等は「男性も労働をせず家事育児に専念することを
可能にしてほしい」という運動になりつつある。

昨今の労働問題は、「働く場を求めてるんだろ?」
「頑張るなら働く場を提供してやるよ?」という
何ともズレたものになっているけれど、誰も
働きたくなんかないんです。
「イヤでイヤで仕方ないけど、現実問題働かないと
食っていけない」から仕方なく働こうかって人に
「働きたいのか?頑張れるか?」って言っても
表面上「頑張ります!」としか言えないでしょ。

働きたくない男女間において、結婚するという事は
「どちらかが労働を免除される」という希望です。
多くの場合、その立場は女性側になるんだけど。

勿論、出産は女性しか出来ないし、それに伴う苦痛が
とても大きいのも理解できる。だから、女性が
労働を免除される形になっているのだけど、
「10か月(×子供の数)の苦痛」と、
「30年の労働」を天秤にかけて、本当に釣り合う
ものだろうか?という疑問が沸くんです。
女性が出産しないならば、二人で15年働いて
15年遊べばいいのでは?と思えるけど、
それだと30年後に困ることになる。

だから、結局は男性が体感することが出来ない
出産の苦痛、というのをどれだけ評価するか、という
問題に帰するんじゃないかなと思うんです。

結局、先の事を考えない人と、労働に対して前向きな
男性及びそのパートナーだけが結婚して子供を作れる。
出産も労働も両方行う勝間和代のような人は、やはり
特殊な能力者なのだと言える。

まあ、出産したから労働は免除されるだろう、と
喜んでたら夫の収入に不満が出て、
又は子供に手がかからなくなったら暇でする事がなく
パートタイムの仕事をすることになる主婦も
多いのだけど。

異論も多いと思いますが、育児と労働はイコールで
考えるものとします。女性がパートに出る分は
男性も育児を手伝う、ってのが今時の家庭
なんでしょうけど。
男性と女性、二人で育児を完全に分担するためには、
5年ほど無収入になっても大丈夫な貯金と、
5年後二人で家計を支えられる職のアテが必要になります。

自分が男だから、男性寄りの意見になってるのは
重々承知ですが、メインで言いたいのは実は
男女平等じゃなく「男も女も働きたくないってのが
問題なのであって、金の問題じゃないのよ少子化は」
ということ。いや、金の問題もあるんですけどね。
育児の代償に政府から貰える2万数千円と、
労働の代償に会社から貰える2万数千円は
違うのよ。

どうすればいいかと言うと、企業内所得格差を制限する
というのはどうだろう、と思うのだけど。
年功序列の緩やかな調整、と言えば解り易いかな。
例えば、年収900万の社長と年収300万の若手が
10人居る会社では、社長の年収600万にして、
若手の年収を330万にする。
要は、今時はトップとボトムで3倍差が当たり前だけど、
これを2倍程度まで落とす。
基本的に沢山給料を貰ってる人が権力者だろうから、
あの手この手で自分の取り分を大きくしようとする
だろうけど、その辺はCSRってことで突っぱねるしか。
で、一人あたりの基本給が上がれば、時短労働も
受け入れられ、男女ともに子育てがしやすくなるのかなと。

予想される反論とそれへの答え:
「そんなことしたら皆出世意欲なくして働かなくなるよ」
→若手は既にみんな出世意欲なんかありません

「年配の人は、老後の蓄え作らなきゃいけないんだよ」
→若手だって出産・育児費用が必要なんです

「俺らは先々回収できると思ったから若い頃頑張ったんだ」
→先々回収できないと思ってるから今の若い人が頑張らないんです

「それって共産主義じゃね?」
→あれ?学生紛争とかで資本主義を攻撃してたのって
 あなた方の世代じゃなかったでしたっけ?

「お前らがどうなろうと知った事か、俺に金をよこせ」
→奇遇ですね。わたしたちも同じ事言おうと思ってました

2009年11月24日火曜日

読書の話

一般小説と、新書・ノンフィクションと、ラノベの
三冊を同時進行で読む、というスタイルです。

一般小説:
現代文学とミステリが中心。以前はSFを好んだけど
最近はイーガン以降あんまり読んでないです。
今は「ねじまき鳥クロニクル」を読んでるところ。
「1Q84」は続編執筆中という事で保留中。

新書・ノンフィクション:
オタク論、労働問題、近現代史などが中心。
いわゆるビジネス書は、当たり外れが大きすぎるので
基本的には読みません。
最近は大塚・東「リアルのゆくえ」を読了して、
次に児童虐待問題の本にかかったところ。

ラノベ:
追いかけてるシリーズがいくつかあるので、それを
読んでる感じ。最近はラノベも一時期の漫画と同じく
「ダラダラと続く」感が大きくなってきました。
5巻を超えたあたりから、新刊が出てもすぐ買うということを
しなくなる傾向があります。
最近は「キノの旅IX」を読了して「バカテス6.5」に
かかろうかというところ。

あとは漫画は雑誌と、単行本も随時。
平均して週二冊くらいかな?

昔は自サイトで読書日記のようなものを公開していたの
ですが、どうにも「文学に対する嫌悪感」を持つ人が
居るようで、文学を読んでいると書くと偉そうにしている
ように見えるらしいのでやめちゃいました。

この辺もルサンチマンの弊害か・・・。

2009年11月20日金曜日

ウィルスバスター2010の広告について

ウィルスバスター2010の広告をあちこちで見るけれど、
ちょっとズレてないか、と思う。

いや、ウィルスに関する知識のない人には
こんなもんでいい、と言えばそうなのだけど、ちょっと知識を
つけるだけで「おかしくね?」と解るような内容だ。

「もっとサクサク動画が見たい」
サクサク動画を見たいなら、ウィルスチェック止めた方が
良くね?URLチェックだけでいいなら、どのソフトでも
同じじゃね?
動画がサクサク見れないのは、回線かPCスペックの
問題である事がほとんどなので、ウィルスバスターが
優位性を主張するのはおかしい。
古い低スペックPCの人がウィルスバスター2010を入れて
全然動画がサクサク見れないじゃないか!騙された!って
思うんじゃない?

「その動画、ウィルスだよ。知らないの?」
いや、今時のつべとかニコとかの動画サイトにこの広告
貼られたら、Flashプレイヤーに脆弱性があるみたいじゃない。
つべを偽装したサイトとか、動画ダウンロードサイトとかへの
注意なら、そう書かないと事実が伝わらない。
つべとかニコは、「こんな広告を見たら、ユーザーが
『この動画サイトにはウィルスもあるかもよ?』って
思うじゃないか!信頼下げられた!」と怒ってしかるべき。

昨今は技術者でなくても、PCの仕組みくらいは
知っているものなので、こういうズレた広告はむしろ
信頼性を下げると思う。「もしかして、トレンドマイクロの
宣伝担当がPCのこと全然解ってないんじゃね?」と。

「ウィルス対策ソフトがPCの動作を重くする、というのは
過去の概念で、ウィルスバスター2010はすごく軽くなったよ!」
「つべとかニコはある程度信用できるけれど、その信用を逆手に取った
悪い動画サイトもあるから注意してね!まあ、ウィルスバスター2010を
入れてれば万一踏んじゃっても大丈夫だよ!」
みたいな表現にしなきゃいけないと思うんだけど・・・。

2009年11月19日木曜日

ルサンチマンの話を続けよう

ルサンチマンの力@池田信夫blog

経済学者と精神科医、実業家と宗教家、哲学者の話。
実業家に経済の話をされたくない、という立場は解るのだけど、
一般人は経済学者より実業家の言葉を信じちゃうのよね。
つまり、「何故こうなったか」を考える人より
「理由はともかく成功した」人を信じ、
「世の中を良くしよう」という人より「あなたに得なお話が
あります」という人の話を聞く。

幸福の科学や創価学会が、「~教」を名乗らないのは、
日本人は宗教に対する抵抗があるため、それを多少なりとも
マイルドにしようという試みだろうか。
どちらも、ベースに仏教があるというのも日本人向けになってる。
個人的には、どちらも決して悪くないとは思うのだけど、
ただ勧誘方法だけが嫌われる原因になってしまう。
この辺も、堂々と「我々は宗教団体です。我々の教えを
聞いてはくれませんか?」って言えないところが胡散臭さを
感じさせる原因になってるんじゃないかな。

そりゃ、池田大作や大川隆法はお金持ちだろうけど、
別に宗教団体のトップが金を儲けちゃいけないとは思わない。
今時、競って喜捨するような金持ちおばさんも少ないだろうし、
割と真面目に人と社会の関わりを考えてるのでは。

上に紹介したブログ内では、ニーチェを引用して宗教という
欺瞞から解放された人は社会に対して不満を感じて生きる
ことになる、というような事を書いている。

だとすると、人は宗教に搾取されるか社会に搾取されるかしか
ないのか、という疑問に到り、共産主義革命が起きるという
流れなのか。全国の労働者よ団結せよ、って。

前にも書いたけど、日本人は暴力嫌いそうだから、また
宗教に戻っちゃうんじゃないの?個人的にもそっちのが
いいと思うし。
だったら、予め搾取の少ない宗教を作ればいいじゃない。


ちなみに、上で紹介したブログは、経済学の話としては色々
批判があるみたい。

池田信夫の光速10カウント 余裕の大勝利宣言の巻@切込隊長BLOG

何も考えず「ふうん、そういうもんか」とスルーした社会経済専攻の俺。

2009年11月18日水曜日

生きる意味を奪われた我々がするべきこと

「我々は何故生きるのか?」という問いは、
とても昔から繰り返されてきました。

昔は、「神に仕えるため」という答えがありました。
近代になり、それは「戦うため」となり、
「仕事のため」「家族のため」と変遷していきました。
現代において、その問いに対する答えは、
「死ぬのが怖いから」
というものしか残っていません。

死ぬのが怖いから生きている我々は、
どのように生きるべきか?という問いが次に来ます。
それは、「自分の苦痛を最小化し、快楽を
最大化すること」がその答えとなります。

かつて、生きる目的であった「宗教」「暴力」
「仕事」「家族」は、既に我々にとって苦痛でしか
ありません。
反面、我々の快楽とは何か、という問いに対して、
「自分は正しいという満足感」「他人を屈服させる
優越感」「仕事における達成感」「性交や愛情の
享受による快感」など、結局従来の目的に付随するもの
ばかりです。
快楽を最大化しようとすると、それに苦痛が付随
する、という構図は既に明らかになっており、概ね
現代においては、快楽よりも苦痛の方が大きいのです。
よって、人は苦痛を最小化することに重きを置く
ようになり、何もしない、無為無策となっていきます。

我々三十代の人間は、ギリギリで仕事や家族に生きると
いう事に間に合った人も多い世代です。
しかし、恐らく今の二十代は完全に無為になり、
今の十代には何らかのアクションが起こると思います。

そして、そのアクションは、このままだと暴力の復古、
戦争又は革命になるのではないか、と危惧しています。

個人的には、暴力よりも宗教の方がマシなのでは
ないかと思っています。
ただ、この宗教という名前が、現代では非常に外聞の
悪いものとなってしまっています。
現代社会に合わせた形の、新しい宗教の形として、
「趣味の地域コミュニティ」を提唱したいと思います。
もう少し簡潔な名前にするなら「サークル活動」で。

その中のルールとして、幾つか。

・「メインの趣味カテゴリ」が同じ人が
 定期的に同じ場所に集まって様々な活動を行う

・経済活動は、基本的に各自で行うが、最低限の
 運営費は供託し、助け合いの精神で、苦しい人には
 援助を行う。

・人の集まりなので、諍いは発生すると思うが、
 「仲間なんだから」と寛容になる。
 極端に運営に支障を来たす場合の除名はあり得る。

・サークル内での恋愛及び金銭の貸し借りは、
 トラブルにならない範囲で原則自由。
 トラブルが発生した際は運営側がある程度介入する。

・複数サークルへの参加も原則自由。

・運営に携わる者は、メンバーの悩み相談を受け付ける。

・運営に携わる者へは、ある程度の報酬がある。
 基準はフルタイムで働いて最低賃金+月数万円くらいの能力給。

こんな感じ。
・・・宗教ってより、国とか自治体から援助受けた
NPOって方が現実的な気がしてきた。
最初は「野球サッカー」と「水泳陸上」と
「囲碁将棋」と「音楽絵画」あたりがいいかなあ。
個人的には「釣り」と「テレビゲーム」も
入れたいところだけど。

どこかの自治体でやりませんか?サークル活動。
全然稼動してない公民館とかの有効利用になり、
引きこもり支援とかにもなるんじゃないかと思いますが。

2009年11月16日月曜日

「改革」が聞こえの良い言葉になって皆が使うようになってしまったけれど

事業仕分けの情報公開は、健全な民主主義への一歩前進だ@週刊・上杉隆(ダイヤモンド・オンライン)

行政刷新会議のワーキングチームによる事業仕分け、と
聞いて、なんか耳障りがいいだけの、官僚と政治家に
よる仕事の押し付け合いってイメージがあったけれど、
これを衆人環視下でやるって、凄いことなんじゃないか。

監視されてる方は凄いストレスフルだろうけど、
まあ、その分高い給料貰ってるんだって考えれば。

政治的な決定が明るみに出るのはとても良いことだと
思います。既得権益保持のためにあの手この手で
民主批判する人も多いけど、こういうのは応援したい。

国会議員もまた公僕だ@天木直人のブログ

と、思ったらやっぱり茶番だという批判もあるみたい。
まあ、この件に関してはどちらかと言えば、その前に
国会議員の給料減らせよ的な恨みごとなので、事業仕分けの
公開自体はいいんじゃないかしら。

2009年11月15日日曜日

労働生活は果たして幸福か

都内の高齢者が安心して暮らせる「すまい」@猪瀬直樹の「眼からウロコ」(nikkeiBPnet)

今一番の社会問題は、郵政より脱ダムより年金と高齢者社会対策
なんじゃないかなと思います。いや、予算的な問題で、郵政とか
ダムの方がトピックになりやすいのも解るんですが、
「今はお金も時間もないから後回し」ってしてた結果が
これなわけで。

少子化自体は、ヨーロッパも歩んできた道なので、それだけなら
ここまで大きな問題にならなかったと思うのですが、やはり
医療問題に直結する、高齢者が多い事の方が問題なんじゃないかな。

介護の担い手がいないのだから、介護士の扱いを医者や看護師と
同等にして、「一生食いっぱぐれのない仕事」という認識に
しなければいけないと思うのだけど、現状は薄給の肉体労働者、
というイメージ。
10年前のIT産業と比較する向きもありますが、だんだん
「今必要な仕事」が条件悪化している気がします。

若い人や、ブルーカラーは稼げない、って状況を変えなきゃ
いけないのだけど、ホワイトカラーも厳しくなって一部の
既得権益持ってる人がそれにしがみついてる状況なので、
難しいだろうなあ。

2009年11月14日土曜日

遅ればせながら秋アニメ

秋アニメの視聴状況。

S(超期待):
A(期待大):
「こばと」
「とある科学の超電磁砲」
「そらのおとしもの」
B(そこそこ) :
「ささめきこと」
「テガミバチ」
C(微妙) :
「けんぷファー」
D(切った):
「乃木坂春香の秘密ぴゅあれっつぁ」
「生徒会の一存」
「夏のあらし!春夏冬中」
「にゃんこい!」
「クイーンズブレイド」
「戦う司書」
「空中ブランコ」 
「ホワイトアルバム」

簡易感想
「こばと」
 CCさくら世代としては、CLAMPワールドは好きなのです。
 主人公の設定が小出しなので、深夜アニメと違って長い目で
 見ていくのがいいかと。

「とある科学の超電磁砲」
 「禁書目録」の方は、どうも上条さんの行動が気に入らなくて
 あまり観ていなかったのですが、こちらは気に入りました。
 変にシリアスになりすぎないよう、このままコメディタッチで
 進めて欲しいと思う。
 いや、シリアスなのが嫌いってわけじゃなくて、インデックスの
 時に原作はシリアス展開になると鼻につく御都合主義展開になると
 思ったので。

「そらのおとしもの」
 水島監督のエロギャグアニメのノリだと思ったら違った。
 センスは突き抜けているので、このままいくとこまでいって欲しい。

どうも、最近は評価基準がコメディのセンスに偏っている気がする。
シリアスものの評価が厳しすぎだろうか。

2009年11月13日金曜日

差別される人は、他の差別を受ける人を慮る余裕がない

知的障害者の置かれた状況に相次ぐ怒りの声「浦安・女児わいせつ事件」第3回口頭弁論@JanJanニュース

私は、警察でも検事でもないし、報道された情報のみでは、
この事件について信用性を判断することはできない。
ただ、証拠が不十分だとしても犯罪は犯罪なので、
事実を追及すべきだと思うし、疑わしきは罰せずという
原則がある以上、信用性が疑われる以上は、容疑者を
罰することはできない、というのも解る。

ただ、被害者が健常者であっても、大人であっても、
「被害者証言を容疑者が否定している」という構図は
よくありそうな事で、被害者証言以上の証拠が
求められるのではないか。

「証拠がなければ罰する事ができないのか」と
憤る被害者側の気持ちも解るが、証拠がなければ
罰するべきでない、という原則は崩せないと思う。
「障害者だから、子供だから、と証言を軽く見られている」と
警察や検察や裁判官を非難するのは、やはり違うのではないか。

わいせつ行為自体は行われていたけれど、どの程度か、が
問題になっている場合、これもやはり証拠がなければ
軽いものになってしまう。

証拠を残さず犯罪を犯せば、それは裁かれないのか、と
言われれば、本当に証拠がないなら裁きようがないよね、と
答えるしかない。
実際、警察や検察はその証拠を探すのが仕事なのだから。

確かに、障害者の証言に信憑性がないというのは差別である。
でも、問題行動の多い教師だったから有罪に違いないというのも
差別ではないか?

ひっかかるのは、この容疑者が児童ポルノを所持していた事について、
単純所持を禁止するべき、という論調になっている点だ。
児童ポルノの所持自体は、現状はギリギリ白なグレーゾーンであるが、
この事件を持ってそれを黒と認定するならば、所謂グロ画像系の
蒐集も異常な欲求として裁かれる対象になってしまう。
児童に対して性的な欲求を感じることは、教師の資質としては
甚だ問題だが、それ自体は犯罪でも何でもない。国民全てに
与えられた、思想の自由の範囲である。
その欲求を実現する事が犯罪なのであり、実現に近いポジションに
そうした人を配置することは不適切ではある。
だから、「教員免許を所持する者は児童ポルノを蒐集しては
ならない」という決まりを作れば済むことではないか?
児童ポルノの蒐集は、「犯罪ではないが、教員としては不適切」な
行動、程度に留めるべきだ。

被害者が加害者及び加害者予備軍となるグループに対して憎悪を
持つのは当然であるが、その憎悪を持った攻撃は、これまで
加害者だった者を被害者にする。差別された者が、他の人を
差別するのに積極的になってしまうのだ。

障害者への差別・子供への差別と同様に、ペドフィリアたちへの
差別もあってはならない事である。
犯罪者への差別も同様で、犯罪を犯した者はその犯罪に見合った
罰を受ける。それは概ね、有罪が確定した際の、社会的信用の
損失を含むもので、機会からスポイルされることはあっても、
暴力を受けたり差別を受けるべきではない。
ましてや、「犯罪を犯す恐れのある」者は犯罪者ではないので、
余計である。かつては障害者がその立場だったのに、今や、
ペドフィリアがあたかも既に犯罪を犯したかのように差別を
受けているのである。

「そういう奴が存在することが不快だ」という感情を持つ人が
多数派ならばそうした人を排除することが民主主義なのか?
先人たちが艱難の果てに勝ち取った「人権の平等性」と
「思想の自由」を、愚かな多数派が放棄してしまうのを、
良心を持った人間は止めることができないのか?
かつて、「障害者が不快だから排除しよう」と抑圧されていた
人たちが、今度は「ペドフィリアが不快だから排除しよう」と、
攻撃する側に回ってしまっているんじゃないか?

→アグネスがアップを始めたようです
「考えるだけで犯罪である」と主張する思想統制派は、
とても厄介です。
「思想統制するべきだ」と考えること自体は自由なんですけどね。
愚かなだけで。願わくば、正しい倫理を持った大人全員が
そうした人を無視することを。
でも、ネタとして面白いから皆いじっちゃうのよね。
それが思想統制派に対する差別だ、と言うならもう少し考えるけど、
現状はただの幼稚な屁理屈にしか聞こえないんだよなあ。

余談ですけど、死刑についても同じことが言えます。
多くの人が死刑を望んだら、死刑を行うことが許されるのか?と
いう問題。私は、「本人が死刑になることを望んだ場合」のみ、
死刑が下されるべきだと考えています。
これって、死刑反対派からは「例外を認めてしまえばそれは
死刑賛成派と同じだ」と言われ、死刑賛成派からは「これだから
死刑反対派は・・・」と言われるのですが。
この辺はいつかまた別のトピックとして。

・・・死刑とかペドフィリアとか障害者とか、すごく
デリケートな問題なんですよね。本来、軽々しく語っていい
問題じゃないんですが、直近の問題として
「奴らを差別してしまえ!」と言う人たちがいるので、
どうしても「ちょっと待て!」と言わざるを得ないというか。

あとは、差別的発言と言論の自由、というトピックも
あるのか・・・。

2009年11月12日木曜日

オタクの被害者意識と競争心、差別について

英語の「オタク」:ギークとナードの違いは?@WIRED VISION

日本でも、コンピュータ系のオタクと萌え系のオタクで扱いが
違ったりするように、アメリカでも同様らしいです。
傍から見たらどちらも大差ないように見えますが、本人から
すると「あんなのと一緒にするな」的な。

オタクをピクっとさせる10の発言@WIRED VISION

あるある。解ってない人が、解ってる人のこだわりを
馬鹿にする構図。

今の日本のオタクを挑発するなら、「彼氏が××だった。
恥ずかしい、別れたい」と言えばいいと思うよ。

2009年11月11日水曜日

広告が信用を下げるということ

googleAdsで、「漫画の新人賞を取る方法」とか
「働かずに確実に年収を増やす方法」みたいな
怪しいのは載せないで欲しいなあ。
googleの信用にも関わると思うんだけど。
この手のって、どうやってもフィルタリングできないん
だろうか。単に、金さえ出せば怪しいスパム広告でも
通しちゃってるんだろうか。

ちなみに漫画の新人賞を取るだけなら、担当編集者さんと
仲良くなればそこそこのレベルでも取れます。
その先が続かないけどね。

昔は、割と「絵は描いてるうちに上手くなるから、
ストーリー重視」な編集者さんが多かったけど、少し前に
「即戦力になるためには、やはり画力が大事」という方向に
シフトして、最近は「編集者に、『売れそうだ』と思わせる
プレゼン力」が重視される傾向にあります。

私はしばしば、「自分はかつて漫画家を目指していたけど
挫折した」というのを自分がやる気がない言い訳にしたり
しますが、それは怠惰であることへの言い訳に過ぎないことは
自覚してるんです。
それで、親が子供に言うように「漫画家目指すのもいいけど、
ダメだった時の滑り止めは用意しておけ。後がない背水の陣
敷いたって、自分にとっては何のプラスにもならない」ってのを
言うのですが、それは決して夢や希望を諦めろと言ってる
わけではなく、進学とか就職って、厳しいと言っても漫画家に
なることの競争率に比べたら屁でもないわけです。その程度
片手間でこなせなくて漫画家になっても、続かないよと。

とはいえ、諦めた自分が目指してる人に言うと、才能に嫉妬して
妨害しようとしていると取られかねないし、実際自分にそういう
気持ちがないかといえば、全くないとも言い切れないところも
あって複雑なのです。

夢や希望であるうちはいいのですが、それが欲望になってしまうと、
途端に醜くなってしまいます。
その境界をどこで引くかは人それぞれなのですが。

2009年11月10日火曜日

ルサンチマンという言葉、煽りとしての2ちゃんねるまとめサイト

ルサンチマンという言葉は、「俺は学があるからこんな専門用語も
使っちゃうぜ」的な考えを持つ人間の使う言葉、というイメージを
持たれている傾向にあり、使うのをためらっていたのだけど、
状況を説明するのには便利な言葉なのよね。
大雑把に定義すると、不特定の誰かに対する不満とか嫉妬とかそういう
ネガティブなモヤモヤの感情のこと。興味のある方は調べてください。
とりあえずウィキペディア。

2ちゃんねるは、複数の板に分かれてて、各板で個性が違うんです。
昔のパソコン通信とかニフティフォーラムのような罵り合いを
匿名でやっているというのが2ちゃんねるのイメージだったのも
今は昔、最近の2ちゃんねるはニュース速報系が強すぎるイメージ。
趣味系、学問系、技術系、エロ系では相変わらず慣れ合ったり
罵り合ったりしてるのだけど、ニュース速報系は、内部で叩き合わず、
外部を攻撃する傾向があります。

喜:ニュー速VIP
怒:ニュー速+
哀:ニュー速
楽:(その他の板)

という感じ。

何もかもを笑いとばすVIPPER、何かにつけ誰かに噛みつく+民、
何を見ても自虐的に落ち込むニュー速民。

で、なかでも最近+民がクローズアップされがちなのが
気になっています。
ルサンチマンという言葉を体現しているような存在たる+民の
発言が2ちゃんねるまとめサイトで取り上げられ、それを
読んだ2ちゃんねらー気取りの「2ちゃんねるまとめサイト
ウォッチャー」(長いので以下「まとめヲ茶」)が
益々声を増幅させる。

最近は、2ちゃんねらーよりもまとめヲ茶のが圧倒的勢力で、
何と言うか、安全な場所から人を見下してる感じで
気に入らないのです。

以前、某まとめサイトにグロ画像へのリンクが貼られてるレスが
そのまま掲載されてて、「グロ画像削除しとけやボケ」的な
コメントが散々ついていました。
要は、(グロ画像を踏む等の)2ちゃんねる的リスクを
回避しつつ、でも2ちゃんねらー的アングラな文化の中に居たい、と
いうライトな人間が増えている、とそういう話。

一種、既存メディアのようなバイアスがかからないので中立かのように
見えますが、結局そこには2ちゃんねるまとめサイト管理人による
バイアスがかかっているのです。
実際、2ちゃんねるにはもっと面白味はないけどたくさんの
少数派意見があるわけで。

まとめヲ茶はまとめヲ茶で、全然居ていいのですが、あまりに
人数が増え過ぎ、あまりに「お客様気分」で不快になる場面が
多くなっている気がします。

2009年11月8日日曜日

性的マイノリティと差別のはなし

こないだのエントリに続き、二次コンの話。
関係ないけど、字面だけ見ると合コンの二次会みたいですね。

20代の人になると良く解らないのですが、私と同年代の
30代男性では、二次OKな人はおよそ3割程度、
そのうち50%は「どちらかと言えば三次のが好ましい」と
考えて、30%は「どちらかと言えば二次のが好ましい」、
残り20%、つまり全体の6%が「三次はダメ、二次オンリー」
(これはあくまで現状で、過去には三次OKだった人を含みます)
というイメージ。

昔の二次コンは、「俺はこのまま一生三次女性を愛せないんだろうか」
なんて悩んだものだと思いますが、昨今はそうでもないのかしら。

二次コンは、現状の区分けだと、フェチの一種になるみたい。
ハイヒールとかラバーとか、そういう「モノ」に対して性的興奮を
覚える、といえば確かにそうかも、と思うのですが、二次の
やっかいな所は、擬似的な人格を保持していて、三次元女性の
代替になってしまう面なのでしょう。

二次コンと割と一緒に語られるのが、ペドフィリア、いわゆるロリコン。
二次コンの話と見せかけてロリコンの話。

ロリコンにも二次と三次があって、ロリコンの半分ほどは
二次のみ、つまり「三次ロリは引くわー」とか言うタイプ。
残り半分が、「三次もOK」か「三次のみ」。

ここでは、和姦前提です。いやまあ、法的には合意の上でも
和姦じゃないのですが、一応本人には、行為に対する自覚が
あった上で同意しているという定義で。

ロリコンと二次コン、どちらも欲望が成就することがない、という
意味では同一なのですが、前者は危険人物扱いなのに対して、
後者は「モテないんだもん、仕方ないよね」と容認される傾向。

最近思うのは、ロリコンに人権はないのか?ということ。
実行即犯罪、という事実がある以上、予備軍扱いなのは仕方ないの
かもしれないけれど、ロリコンである事をそれで辞められるわけで
なし、ロリコンはいつまでも葛藤し続けなければならない上に
迫害され続けなければならないのだろうか。

誰かを殺したいと望む程人を憎んだことがある、という人は
犯罪者予備軍として葛藤し、迫害されているだろうか?

かつて欧米では同性愛が犯罪で、小児性愛は割と普通でした。
日本ではどちらも普通だったかな。
昨今は逆になってますね。

二次コン、ペドフィリア、同性愛と、性的マイノリティが
迫害される歴史に枚挙は尽きません。
いつか、二次コンやペドフィリアが。同性愛者たちのように
自分たちの権利を主張する日が来るのでしょうか。

2009年11月6日金曜日

更新が滞る言い訳

まあ、こういう更新が滞り、更新が滞る言い訳して、
また更新が滞る末期のブログをいくつも見てきたので、
適度に更新できるように何か考える。

それでも言い訳させて頂ければ、どうも仕事が忙しいときは
何も考えられないし、忙しいのが落ち着いたら今度は
腑抜けて考える気力がない。

結局我々はこうして仕事人間になっていくのか。
仕事嫌いで、仕事をせずに生きていきたいとか
言ってるけど、そういう世の中は無理なのかなあ。

そんなアナタに「ラブプラス」!

いや、まあ、古いオタクとして「ときメモ」の洗礼を
既に受けてるし、やれば楽しいのだろうけど、どうも
恋愛シミュレーション系には一歩引いた感じで見ちゃうなあ。

今はPCで「カタハネ」をプレイ中。
これも数年前の作品なので今更な感じではあるけど、
面倒になると投げだしちゃう昨今、ノベルゲーか
アクション系のが飽きずに遊べるんですよね。

2009年10月25日日曜日

最近考えていることのさわり部分・大雑把なまとめ

・景気とマーケティングの話

不景気だと騒いだせいで、消費が冷え込む一方だなんて
言いますが、一般の人はどういうものにお金を出すか?と
いう話。

例えば、感覚的に「これにはいくらくらいかかる」って
イメージがあって、それより安ければ購入する、という
基準ラインの話。

アニメを観るのはテレビとかビデオの電気代だけ、
でも、DVDを買うとかコンサートに行くと結構な
お金がかかります。
ネットをするのは月々のプロバイダ料金だけ、でも
ADSL8Mと光だと、月々の金額が結構違います。
ネトゲも、初期費用は無料だけど、アイテム課金とか
制限解除にお金がかかったり。

この手の、「エントリーにはお金がかからないけど、
ヘビーユーザーになるとエントリーの分まで負担が
発生する」タイプの商売って、微妙にバランスが
良くない気もします。


・政治のこと、ネットでの話題の話

民主党政権は、前原国交相と亀井郵政担当相の政策が
割と賛否両論。一般の人はどう判断すればいいのか
解りにくいところが多いのでは。

自民と民主、互いに牽制し合えればいいんだろうけど、
最近の自民は本当にダメになる方向を向いている
気がする。

2ちゃんねるでの議論は相変わらず玉石混交なのだけど、
最近は2ちゃんねるじゃなく、2ちゃんねるまとめサイトで
皆情報や意見を仕入れているみたい。
そして、2ちゃんねるまとめサイトによって、取り上げる
スレが反民主に偏りすぎな気がする。

2ちゃんねるまとめサイトを読んで、「これが2ちゃんねらーの
意見だ」というのは、あまりに表面的で恥ずかしいことだと思う。

とはいえ、所謂論壇の方々の意見みたいなのは、あまり
ネット的でない、というのも確かに。
でも、本当は「そもそもこの人はこういう意見が中心」という
前提を踏まえた上で政治を語らないと、伝わらないのも確か。
民主支持の人が前原国交相を批判するのと、自民支持の人が
するのでは、捉え方が変わってくるよね。
匿名での意見は、そこが見えないから信用できない面もある。


・テクノロジーの話

一般の、「新しい物好き」が趣味で色々やっているのと、
実際に職業技術者がやっている事に乖離があるのは
昔ながらのこと。
本当はLinuxでJAVAとかやりたいのに、仕事ではWindowsで
VBをやらなきゃいけない、なんてのは割と普通。

私も、ゲームとか作りたいとか言ってても、実際に
作ってるのは会計システムとか生産管理システムとか。

あと、テクノロジーに対する興味と、お金を使うかどうかって
温度差も。私もずっと良いグラボ欲しい、新しいノートPC欲しい、
スマートフォン欲しいとか言ってるけど、なかなか買わない
タイプですが、欲しいと思ったら割とすぐ買ってすぐ飽きる
人も多いわけで。


・コミュニケーションの話

人と人をマッチングする、って仕組みをもう少し考えなきゃ
いけないんじゃないか、と思う。
婚活にしても、ネットゲーでの友達にしても、
対戦ゲームのオフ会にしても。

私は釣りが好きなのですが、実は周囲に釣り仲間というのが
全然居なくて。友人で、たまに釣りに行こうと誘えば付き合って
くれる人は居るのですが、基本行きたがるのは私だけ
だったり。
で、釣りをする友達が欲しいな、と思っても周囲に居ない。
でも、自分は割と趣味の幅が広い方なので、毎週毎週釣りに
誘われても困る。そんなに釣りにガッツリとハマってる
わけでなく、月に一回くらい、週末に竿持って適当にどっか
行こうぜ、って人がいないかしら、と思ってても、
実質オフで会うわけだから地域的にも人柄的にも、ある程度
絞込みが必要になっちゃう。

で、人と人をマッチングするシステムって、どうすれば
いいのかなと。
この場合、居なければ一人で行っちゃうので、じゃあいいや、って
なりがちだし、そんなに自分も「ここが釣れる」みたいな知識が
豊富なわけじゃないし。でも、誰か一人、時々誘ってくれたら
嬉しい程度。
地元の釣具屋とかから釣りクラブみたいなのに参加する、ってのが
まあ、今までのパターンなんですが、それをネットで少人数の
コミュニティを作るには、って考えると、やっぱりmixiなのかなあ。
ウェブサイトでやってもいいのだけど、そこまで意欲的に
活動する程かというとそうでもないし。

こういうのを、例えば格闘ゲームのコミュニティでは、とか
同人誌製作のコミュニティでは、とかで考えると、どうしても
「学校や職場での人間関係」から「全国大会のレベル」に
すっ飛んじゃうのよね。身近にやってる人が居ないと、
一人で工夫して一人で活動するしかなくなる。

地域の年代別サークル活動みたいなのがもっと活発になれば
いいんだろうなあ、とも思うけど、複数サークルに参加することに
なりそうな私とかは、どのサークルからも疎遠になりそうな
気もする。


・社会調査と性的嗜好の話

やっぱネットではエロ方面の話題が食いつきがいいんじゃね?という
短絡思考から。
自分も所属するあたり、30代独身男性の性的嗜好を考えてみたり。
ニュースなどの調査と、自分の周囲の食い違い、特に性的な部分は
調査内容と対象サンプリングによって、割と極端な数値が
出ちゃうんじゃないかと。

社会調査で、「あなたは幼い女性の未成熟な肢体に性的興味が
ありますか?」なんて聞いたって、「いやいやいや、私は成人女性にしか
性的興味はありません」って答えるに決まってるよね。
実際、「それじゃないとダメ」って真性のロリコンはどのくらい、
「それもいける」って仮性ロリコンはどのくらい居るのか、という疑問。
同様に、「本当は結婚とかしたいんだけど、どうせ出来ないから結婚は
したくないです、って答えておこう」みたいな人が、社会調査に
どれほどの数値で含まれてるのか。

最近は割とカジュアルに語られるようになった、二次コンの話。
「ペドフィリア」みたいな、学術用語が欲しいよね。別に二次コンでも
いいんだけど、言葉としては「コンプレックス」って必ずしも
性的嗜好の話ではないので、
「ペドフィリア(幼女性愛、いわゆるロリコン)」
って表記にしたいところ。・・・もうあるのかな?
で、まあ、どのくらいの割合の人が二次でもOKなのか、どのくらいの
割合の人が、「二次じゃないとダメ」な領域にあるのか、そろそろ
真面目に研究してもいいんじゃないかしら。

2009年10月24日土曜日

マイクロソフトへのカウンター

またしても仕事が忙しくなってきて、気付けば
一週間更新してなかったでござる。

書きたいネタは多いのだけど、とりあえず
Windows7の話。

仕事で使ってみました。
Vista対応してないような古いデバイスは割と全滅。
「こりゃ、やっぱギリギリまでXPだね」と
皆で話してました。
新しい物好きの技術者たちも、meとVistaで懲りてるので
積極的に導入しようなんて思ってないです。
新しい物好き達は、iPhoneとかAndroidに夢中で
ウィンドウズとか、割とどうでもいい感じ。

ちなみに、会社ではOffice2007を使ってるのですが、
お客さんに送った書類が「開けないんだけど」って
言われた事も何度か。いや、xlsxとかdocxとかに
してないんですよ。
あと、技術分野の人が、事務とか営業に「前までここにあった
ボタンの機能、2007ではどうやるの?」と頻繁に呼ばれる罠。

マイクロソフトの下請け会社とかで、「じゃ、ウチで
ライセンス管理しますんで、あと10年は2000と
XP、ついでにオフィス2003も販売継続しましょう」って
やったら、マイクロソフトより儲かるんじゃないか。


ReactOSの可能性について。

ReactOS プロジェクト

マイクロソフトに対しては複雑な想いを抱きつつ、
ウィンドウズに依存しなければならなかった開発者の
ひとつの方向性。

Wine@ウィキペディア

こんなのもあります。

2009年10月16日金曜日

ニュースコメントいろいろ

難解マニュアル マンガで解説 フィンテックス@産経新聞

とても良いことかと。むしろ今までなかったのが不思議。

オンライン雑誌閲覧サイト「コルシカ」、一時サービス縮小へ@InternetWatch
「許諾を得た出版社もある」 「コルシカ」運営会社に聞く@ITmedia
著作権を無視したエニグモは雑誌ビジネスの未来を阻害するのか@ダイヤモンド・オンライン

いいとこを突いたと思ったし、化けるか潰されるか、と思ってたけど
結局潰される方向か・・・。
放送と出版はネットとどう関わっていくか、スタンスを決定する
時期だよね。

「ケータイ+AR」の現在と未来 @ケータイWatch

セカイカメラはとても興味深いと思うのだけど、問題は大都市じゃ
ないとエアタグ少なすぎて使い物にならない点。地方でこそ
面白くなる技術だと思うので、観光客を呼びたい自治体は積極的に
導入検討するのもいいのでは。

迷惑メールは儲かる:1日40万円の売上げも@WIRED VISION

まあ・・・儲からないならこんな手間もかかってリスクも
それなりにあるような事はやらないよね。
「今時、スパムを開く奴なんているの?」ってのは
割と普通のネットユーザーだろうけど、そんな人も
初心者の頃は何がしかの失敗をしてたりするのでは。

2009年10月15日木曜日

民主党の話題とか

「年越し派遣村」村長 湯浅誠氏、国家戦略室のメンバーに@JanJanニュース

何らかの形で政治に携わって欲しい、と望まれてた人を
起用した、ということで民主党は株を上げたけれど、
これから湯浅氏が活躍できるかどうか、はまた別問題かも。

既得権を持った老人の都合で湯浅氏の発言が封じられる
ようなことになれば、本当に若者が政治を見放しちゃうんじゃないか。
「見放したら、それはそれでおk」と言うなら、
暴力を用いた革命ってな展開になっても文句は言えないのよね。
あんま日本人はやらなさそうだけど。


鳩山首相は広島、長崎両市長の提案を歓迎する談話を今すぐ発表すべきだ@天木直人のブログ

広島・長崎の夏季オリンピック立候補は是か非か@山崎元のマルチスコープ(ダイヤモンド・オンライン)

・日本人の感覚的には、「環境」より「核廃絶」の方が
 オリンピックの看板に良い気がする。

・そもそも、東京オリンピックは石原都知事の政策が
 気に入らない反対派が多かった。

・でも、鳩山が旗振ったら皆賛成するかな?

・目下は経済状況が厳しいので、広島・長崎で開催するための
 インフラ整備とか、お金かかりすぎるんじゃね?
 長野の二の舞にならない?

・オバマが核廃絶言ってても、多くのアメリカ人は
 「広島長崎のみなさん、核落してゴメンナサイ」なんて口が裂けても
言わないよね。

・オバマも、そういう人に配慮して二次大戦のことを日本に
 謝罪したりはしないんじゃないかなあ。

・で、また日本も太平洋戦争の責任がどうこうで
 東アジア諸国とかハワイで謝罪と賠償を請求される展開にならない?

・でも、それらを全部ひっくるめても、個人的には広島長崎の
 オリンピック立候補には賛成したい。


あともうひとつ。多分少数の自民関係者なのだろうけど、
ニュー速とかニュースコメントとかブログとかの、あちこちの
ニュースにコメントをつけるサービスにおいて、民主党が何かやる度に
ネガティブな文句をつける奴がとてもウザいです。
逆効果だと思うんだけど・・・。

2009年10月14日水曜日

友達、作りましょ たくさんよりちょっと

これなら気軽にマイミク申請できる? mixiに新機能『myリスト』追加@マイコミジャーナル

割と多くの人が、「ネットでの知り合いって、概ね信用ならない」と
感じてるんじゃないだろうか。少なくとも、お金に関する事と、
仕事に関する事は直接会わないと不安というか。

そして、「ここで友達を作ってください」というサービスは、
互いの「この人と友達になりたい度」が違うとかなり寒々しい
結果になりがちで。だから、SNSって「もともとリアルで
友達だった者同士がネットでコミュニケーションをとる場所」に
なりがちで。

「もう友達は居るから、そんなサービス必要ないよ、鬱陶しい」と
思う人と、そんな人と友達になりたい人で「これなら、あの人と
友達になれるかも」と考える人、という構図。

ただ、実際問題確かに友達百人もいたら、鬱陶しくて
仕方ないよね、という話。

割と多くの人にとって、交流する友人知人の人数って、
「親友」~「恋人」レベルの人が一人、
「友達」レベルの人が五人、
「知り合い」レベルの人が二十人いれば、
もうそれ以上の人間関係は不要だと思うんじゃないかなと。
「仕事上のおつきあい」はまた別として。

ブログを書いてた人の多くがSNSに流れたのはそこで、
反応が読めない不特定多数より、反応してくれる特定少数で
固まろうぜ、という感じ。

ネットワークを、知の集約と見るか、人の集まる場と見るか、
という違いがあるのだけど、両者はある程度までは交わっても、
完全に一体になることはないのね。

出会い系スパムがとても多いというのは、割と多くの人が
高いレベルでの交流をネット上の人間関係に求めているのでは、
とも思うけれど、高いレベルの人間関係って、多くの場合は
ちゃんと時間をかけて育ててやらないと、脆弱すぎて破綻しやすいのよね。

ネットで友達を作るって、難しくて面倒臭いものです。
リアルで友達作る方がよっぽど簡単だと思うんですけど。

2009年10月9日金曜日

アニメの話題まとめて。

○最萌トーナメント
ブロック決勝中。

A Block
千秋(みなみけ)×-○ タコス(咲)
B Block
池田(咲)×-○伊澄(ハヤテ)
C Block
ルイズ(ゼロ魔)○-×桃子(咲)
D Block
あむ(しゅごキャラ)×-○衣(咲)
E Block
唯(けいおん)○-×櫛枝(とらドラ)
F Block
大河(とらドラ)○-×梓(けいおん)
G Block
エルルウ(うたわれ)×-○キャプテン(咲)
H Block
ナギ(ハヤテ)×-○和(咲)

・けいおん無双を予想してたら咲無双だった。
・釘宮無双と言ってもいいかもしれない。
・とらドラ勢は割と理想的な戦いしてるのでは。
・ハヤテ勢は前回の反省もあってか、健闘した。
・メインキャラが強く、人気があっても
 サブキャラだと弱い傾向がある。
・油断すると足元をすくわれる傾向も如実に。
・ストライクウィッチーズ勢、割と早々に全滅。
・えーと、予想が当たったのは唯と和だけか・・・。


○秋アニメ
とりあえず、「こばと」と「そらのおとしもの」の
二本推しで考えてるところ。角川の回し者かよ・・・。
あとは「とある科学の超電磁砲」くらい?
春夏が豊作だった反動か、秋は不作の予感・・・。


○声優アワード予想
まだちょっと早い?

新人賞:豊崎愛生、伊藤かな恵
サブキャラ女性:堀江由衣
メインキャラ女性:井上麻里奈
パーソナリティ:阿澄佳奈

今年の話題作は新人中心だったので、メインキャラが
悩みどころ。
ほっちゃんは実績も人気も充分だけど、サブキャラが
多い印象だからなあ。


○2000年~2009年を代表する話題
70年代は「ヤマト」
80年代は「ガンダム」
90年代は「エヴァ」
じゃあ00年代は?というネタがあった。
いや、そりゃこの流れなら「ギアス」くらいしかないでしょ。

「ナウシカ」「ラピュタ」に始まるジブリの
流れとか、「秘密のアッコちゃん」にはじまり
「ミンキーモモ」があって、スタジオぴえろ4部作が
あって、「セーラームーン」「プリキュア」の
流れ、「CCさくら」「リリカルなのは」の流れ、
「クレヨン王国」「どれみ」「ふたご姫」の流れに
分岐した魔法少女ものとか、「うる星やつら」からの
萌え系の源流とか、そういうのを考えずに
「男性向けでシリアスなSF要素の強いもの」に
限定している。
そもそも、そういう潮流の交錯した
背景を考えずに一番有名とか言ったらずっと
サザエさん、ドラえもん、アンパンマンだろうに。

ちなみに個人的には「おジャ魔女どれみ」と「らき☆すた」。
「ハルヒ」は・・・凄く評判落としちゃったからなあ・・・。
さっさと「消失」やっておけば名作になったろうに。

2009年10月7日水曜日

人生は運なのだ

「ITで無給勤務が常態化」会社を訴える例が続く@WIRED VISION

アメリカでは社畜が増えてきてるって話。

ヨーロッパ人が忙しくない3つの理由@藤井敏彦の「CSRの本質」(WIRED VISION)

でも、ヨーロッパは相変わらずルーズ。

日本的な厳しさが成長に繋がるような時代は終わったと思って
いるのだけど、それしか成長の根拠がないから年配の人はそれに
固執するのよね。
私は、経済的成長の根拠って大半が「運」だったんじゃないかと
思ってますけど。

×「努力したから成長した」
○「運が良かったから努力が実った。運が悪かったら
  無駄なあがきに終わってた」

まあ、麻雀とかでもそうなのだけど、確率の大きい方に賭け続けるのが
トータルでは一番得だ、というのもあるし。
努力とか現状分析が意味ないとは言わないけれど、いつも一番大きな
成功/失敗の原因は運なのよね。

2009年10月4日日曜日

テン・イヤーズ

HOT WIRED(現WIRED VISION)は当時から読んでました。
10年前、1999年にスポットを当ててみます。

最速ダウンロードの条件@1999年1月29日

児童オンライン保護法は憲法違反として停止命令@1999年2月 3日

インターネット・ビデオの時代がやってくる@1999年3月24日

注目を浴びるアダルトサイト商法@1999年5月31日

「世界最大の」検索エンジン登場@1999年8月 3日


ドリームキャスト発売で深夜まで大騒ぎ@1999年9月10日


地球温暖化は「もう時間がない」@1999年12月24日


さぞや懐かしく、今では陳腐な記事があるだろうと思っていたけど、
意外と普通に今でも読める記事ばかりでした。
逆に言えば、この10年で我々はあまり変わってないとも。

WIREDの記事の方向性は、2006年~07年の休止期間に
結構変わってるので、その点は結構面白いです。

あと、ニュースのアーカイブはあるのだけど、ブログ・コラムの
アーカイブが、最近のものしかない。環境問題のコラムとか、
沢山あったと思うのだけど。

2009年10月3日土曜日

「ノーマーク爆牌党」の話

麻雀漫画といえば、「哭きの竜」「天」が
有名で、最近では「咲-saki-」ですね。

でも、作品がメジャーになってしまうと、
麻雀という競技特有の、ルールの複雑さや
既存戦略のあり方について、一般読者が
ついてこれなくなってしまうのです。

アニメの「咲」では闘牌シーンがやたら
少なかったりしたのは、そういう事
なんだろうなと。

天にしても竜にしても、きっと同様の
悩みはあったのだと思われ、
福本先生も能條先生も、やがては
人間ドラマに重きを置くようになります。

片山まさゆきは、「ぎゅわんぶらあ自己中心派」
「スーパーヅガン」で、『麻雀以外のところからの
面白さ』からスタートした作家であったのが、
やがてプロ雀士との交流で、理論構築について
考える方向に向かうことになります。

その集大成が「ノーマーク爆牌党」だったのかなと。
当時、麻雀漫画を割と読んでいた私は、前半の
オカルト対デジタルの構造あたりで投げ出した
覚えがあるのですが、後年改めて読んでみたら、
とても重厚な勝負物としてのエンターテインメントに
なっていて驚きました。

・・・とはいえ、やっぱり売れなかったようで、
もうこういう漫画は産まれないんだろうな、と
考えて寂しくなったりします。

時々コミックを引っ張り出して読んで、麻雀したくなって
ネット麻雀とか打って、完全に棒テン即リー推奨の
東風戦が主流になっててがっかりしたり。
やっぱ有料ものの方がしっかり打てるのかなあ、でも
金の問題というよりも時間の問題で、そこまで沢山
打てるわけでもないしな、と悩み中。

人は易きに流れる

テクノロジーについて語るつもりが、仕事と生活と政治について
語ってる罠。
政治については、なんか敷居が高いイメージがあるけど、別に
無責任に民主とか自民とか語っていいと思うんです。
それこそ野球とか相撲を語るみたいに。

自民党が撒いた「怪文書」に見る自民党の質的劣化@SAFETY JAPAN

カジュアルに政治経済を語ると言えばこの人、モリタク。
学者としてはイマイチ主張に重みがないと批判されてますが、
そこいらの庶民的司会者っぽいポジションと考えれば
割と共感できること言ってるし、いいのでは。
誰も「全面的に信用」とかしてないよね?

ジャーナリストさんとか学者さんは、割と皆、
「自民寄りな人」「民主寄りな人」的レッテルを貼られてて、
何を言っても「自民(民主)を持ち上げるために言ってるんだろ?」と
信憑性を疑われてしまうところがありますしね。

で、本文のこと。
選挙終盤あたりから、ネットでも自民と自民支持者が
すごくウザくなってきましたね。
まあ、勝ってる所を攻撃するってのは割とネット言論の
傾向としてありますし、そういう連中がウザいのは前から
なんですけどね。
「まさかこんなの見て『やだ民主って怖いわあ』なんて
思う奴いないだろ?」と思って放っておいたら、割といたみたいで。
ネット右翼って、ただ中国と韓国が嫌いなだけの人たち
なのですが、イラクの時に反米言論出してたネット左翼の
人たちはどこいっちゃったのかしら。

私が麻生を支持してたのは、漫画とかアニメが好きってとこに
親近感を感じた、って庶民的な理由なので、鳩山も漫画とか
アニメが好きって聞いたら「じゃあどっちでもいいや」って
なるのです。

「宗教的なもの」の定義として、「根拠がないのに盲信的になる」、
「拡大しようとする」、「信じない者を排斥しようとする」というのを
挙げるとするなら、なんか宗教絡んでるっぽいなあと思った次第。

宗教のないこの国では、恋愛と仕事が宗教になってる、なんて事を
書いたりしてましたが、次は政治が宗教的になってきたようで。

あ、肝心の景気回復について?そんなの運だから。
政治が何やったって、上向くときは上がるし、下向くときは
落ちるんだから。
・・・とか考えた方がよっぽど解りやすいよね。
変に政治が介入すると余計悪くなったりもあるので、まあ適当に
良さそうな事色々やってみたらいいんじゃないの。

全ては運である、って宗教があったらいいな。作るか。運教。

2009年9月27日日曜日

夏アニメ感想

今期アニメ反省会@VIPPERな俺

好みって、人それぞれバラつきが大きくなりすぎて
製作側の狙いが定まらないのよね。
アレは良かった、コレはダメだった、って言っても
説得力ないというか。

人に勧められてアニメ観たくなるような事って、
少なくなってるんじゃないかな。
アニメ本数増えすぎて「面白いのかもしれんけど
とても全部は追いきれないよ」ってのが視聴側の
本音で。

・・・それでも「俺はこう思う」と主張したいので
自分の分を書いておきますね。
自分基準でOKだと判断されるレベルの多少の
ネタバレ含みます。

・ファイト一発!充電ちゃん!!
 エロいのはいいんだけど、キャラの行動がいちいち
 癇に触るというか。途中で切った。

・うみものがたり~あなたがいてくれたコト~
 悪くはなかったのだけど、小さくまとまって
 しまった感じ。期待が大きすぎたか。
 「邪悪」「純粋」の対立に説得力が欲しかった。

・うみねこのなく頃に
 続いてるので保留。面白いかと言われれば微妙だが、
 目新しさは充分。

・青い花
 出来は良かった。百合でシリアスな恋愛物なので、
 好みが分かれちゃうと思う。

・NEEDLESS
 EDの出来は最強だっただけに、本編がノリと
 勢いだけで、そのノリと勢いも割と早い段階で
 失速してた感じで残念。劣化したグレンラガン的。

・大正野球娘。
 緩いコメディとしては秀逸。
 男キャラが三郎さん以外イマイチ、ってのと
 最後がダイジェスト化しちゃったのが難点か。

・化物語
 面白さでは群を抜いていたのだけど、後半の
 失速感と、つばさキャットがTV放送分で完結
 しなかったのが残念。

・CANAAN
 良く動いてたし、話もしっかりしていた。
 ただ、ガンアクション好きにはいいのだろうけど、
 「面白かったか」と言えば微妙か。

・懺さよなら絶望先生
 安定した面白さ。欲を言えば、二期の実験性を
 もう少し盛り込んで欲しかった。

・プリンセスラバー!
 キャラが可愛いだけ、と言えばそれだけになって
 しまったかな・・・。

・かなめも
 良く出来ていたのだけど、いまいち目立たなかった
 感じ。

・GA 芸術科アートデザインクラス
 同じく、出来は良かったけど色々地味だった。
 もちょっとウンチク前面に出しても良かったのでは。

・宙のまにまに
 意外と評価高いな・・・。
 もう少しラブコメにしても良かったか。

・よくわかる現代魔法
 こちらは、出来はイマイチだったけど、要所要所を
 上手く押さえた感があるか。
 もう少し色気を出しても良かったのでは。

・咲 -saki-
 同じく突っ込みどころは多いけど、「面白かった」で
 言えば今期トップか。
 この手の、尖った魅力に注力するのが最近のヒットの
 共通点になってる。

・シャングリ・ラ
 前半の説明不足感がひどくイライラしたのだけど、
 後半面白くなった。総合評価は中の中という感じ。

(2010/01/30)
「グレンラガン」を「グレンガラン」と誤記していたのを修正。
気を付けているのだけど、一度間違って覚えるとつい・・・

2009年9月24日木曜日

宗教に対する嫌悪感、「なにそれこわい」

毎日新聞変態記事事件での抗議運動とか、年末派遣村とかで、
何やら怪しげな団体が暗躍していた、というのは、割とネットでは
知られていると思います。

あるべき運動の姿、というのが有志による無償の活動、ボランティアで
ある、ということでしょう。
だから、利益団体が関わる際も、陰でコソコソしている、と。
それはそれで不健全だと思うんです。
活動にはコストはかかるので、NPOとかみたいに大儲けは
しなくても、人件費は稼ぐよ、というコンセプトは認めるべき。

ネット独特の雰囲気である、「誰かが得をしているのが
気に入らない」という態度が加速すると、それは一面では悪の監視と
なるけど、多くの場合真面目に働いてる人が足を引っ張られることに
なるのです。

で、まあ、欧米の人なんかは、割と宗教とともに生きてるので、
生きること、死ぬことに悩んだら宗教を理由にしちゃえばいいのだけど、
日本人はその辺、「宗教を信じる=誰かに騙される」ことだと
思っているフシがあるので、宗教とは別のもの、
恋愛とか仕事とか遊びとかに生きる意味を求めたりしちゃうのよね。
だから仕事人間多いのか。

公明党が議席減らしたりとか幸福実現党が議席取れなかったりとか、
宗教離れはなお加速中のように思えます。
日本に必要なのは「依存する」宗教でなく、仏教とか儒教とか神道とか、
ごちゃまぜにして、ゆるやかな「よりよく生きる心構え」みたいなもの
なのでしょうかね。

2009年9月23日水曜日

連休の旅行画像

連休を利用して、長崎県壱岐に旅行に行きました。
二泊三日で、宿は二泊とも大学時代の友人宅にて。

大雑把なスケジュール

一日目
早朝茨城県神栖出発、土浦にて友人と合流。
二人で車で羽田へ。空港にてもう一人の友人と合流。

羽田から福岡へ飛行機。
福岡で昼食。
博多港から壱岐へジェットフォイル。
壱岐で現地在住の友人と合流。

二日目
朝から釣り。昼近くに切り上げ、終日壱岐観光。
夕方からまた釣り。

三日目
朝から釣り。昼近くに切り上げ、
友人宅にて休憩後、昼食、帰宅。

壱岐から博多へジェットフォイル。
福岡の虎・メロン・まんだらけを巡る。
夕食後、福岡空港から羽田へ飛行機。

羽田から土浦まで車、土浦から神栖まで車。

行きの土浦霞ヶ浦。


ジェットフォイル。


壱岐塞神社


釣った魚。他にもアジとか沢山。


壱岐住吉神社。


猿岩。


鬼の足跡。


はらほげ地蔵。


・・・プリキュア?


鬼の巌屋。

2009年9月19日土曜日

結婚は二次元に限る

独身男女の結婚観のミスマッチ@プレジデントロイター

「自分が結婚すること」について、色々と思う事はあるのだけど、
今の20代~30代の給料が安すぎるという点が問題なんじゃないか。

同連載のバックナンバーでは、結婚する気になる年収のボーダーが
500万だとか。そりゃ結婚年齢上がるわ。
物価の問題とか選り好みの問題じゃないんだけど、プレジデントロイターは
対象読者がある程度上の人を意識しているはずなので、経営者に対して
「若くても出来るヤツは、給料上げないと定着しないよ」ってのを
伝える方が効果があるんじゃないかな。

私は「学歴だけはあるけど落ちこぼれた人間」なので、選ばなければ
職は見つかるのですが、年収は大分低いクチです。
で、まあ、割と転職繰り返してるので、同年代で高卒の方より
年功序列制で給料少ないんですが、それでもやっぱ学歴に対する
嫉み的視線を受けることはあります。

どうも、日本人は社会に出てから、教育レベルの近い人とばかり
接するので、皆がそうだと思いこむ傾向にありますが、我々30代では
大学進学率約35%なんですよ。
どっちの気持ちも解る自分としては、格差は社会に出てからの
能力である程度決めなきゃいかんのじゃないかな、とは思うかな。

2009年9月15日火曜日

考えるほどに暗くなる

“老人国家”に未来はあるのか~若年世代にのしかかる負の遺産@日経BPネット

以前から言われているのだけど、誰も解決することができない問題。
「なんとかなるさ」と言いつつここまで引っ張ってきたけど、そろそろ
テロとか革命とか起きてもいい頃合いなんじゃないか。
もう、暴力以外で解決できるとは思えない。

過剰にネガティブになっている、深刻になっている、とも考えられるけど、
そんなに楽観視できないってのが今時の少子化・非正規雇用化が証明
しちゃってるわけで。

2009年9月13日日曜日

ネットスターとブロガー、それに関わる一般大衆としてのブログ書き

多忙につき腰を痛めた週末、何をしていたかと言えば、
ねとすたシリアスとか観てたわけなのですが、
実は、私は「俺って頭いいんだゼ」的なことを考えてるような
人間なのですが、だからと言って「頭がいい」という事だけを
職業にできるほどには頭が良くはないんだ、ということ。
ネットスターとか、「芸能人として」ではなく「研究者」として
こういう場に出るような人は、やっぱり凄く頭のいい人で、
そこいらに居る「ちょっと頭が良いだけの人」じゃ勤まらないな、と
感じました。

まあ、百人に一人の理論ですが、人を無作為に百人選んで知能とか
知識を計れば、自分は結構上位に入る自信があったりするのですが、
その上位に入った中からさらに百人集めたところでは上位に入れる
自信がないというか。
一般人の中で百人に一人がプロを志して、志した百人に一人が
本当にプロになれる、そして百人のプロの中で一人だけがスターに
なれる、と。つまり、スターの基準って「百万人に一人」なんだなと。
これって漫画家とかミュージシャンでも同じだよね。

要は、私は営業的なことが苦手だからってプログラマやってますが、
自分より頭がいい人は、学者とか文筆家とかになってるんです。
金が儲かるかどうか、って問題も勿論絡むんですけど、それよりも
社会的ステータスの問題になるんじゃないかな。
子供の頃、「俺は頭がいいから学者とかになりたい」って
思ってたけど、「営業になりたい」「技術者になりたい」ってのは
あまり思ってなかった。
学者さんや文筆家さんは、社会的に「頭がいい」と評価されるけど、
プログラマはどっちかというと技術者的な側面が強くて、
「腕の良し悪しがある」イメージなんですね。

で、まあブログ文化とか言って一般大衆が発言力を持つように
なったなんて言われてますが、ブロガーが多すぎて、結局発言力が
あるのはブログ以外の点で地位の高い人なんです。

そして、過去にこれほど一般大衆が発言力を持ったことが
ない、と騒がれていますが、一般大衆が持った発言力、なんて所詮
こんなもん、というのも明らかにされてしまって、それが結局
一般ブログ書き達が知り合いばかりの狭いネットコミュニティ、
SNSとかに流れてしまう原因になったのかなと思います。

だから、今でも私のようなブロガーって程注目されるエントリを
書いてないのにブログを書き続けている人って、結局「そこまで
頭は良くないけれど、一般大衆よりはちょっと頭が良い」程度の
人が、「いや、俺はもっと上に行けるはずだろ」ってもがいてる
だけなんじゃないのかなあ、とかそんな事を考えつつ、
そこまでは頭が良くないから上手く説明できないなあ、と
まとまってない状態でブログに書き込んでいる、そんな週末。

2009年9月12日土曜日

仕事が忙しいことへの愚痴とブログのあり方

愚痴ばっかりになるとみっともないから、そういうのは
公開すべきでない、という考えを持っているのですが、
最近色々不満が溜まったため、愚痴ネタでの更新が
増えてしまいました。

お見苦しいところを見せて申し訳ありません。

で、まあ見苦しいついでに愚痴とか不満をブログに
書くことの弊害について考察してみたりする。

もともとは、テクノロジーニュースへの個人的なコメント、
という位置づけでこのブログを始めたわけなのですが、
忙しいとそういうのを読むのも書くのも面倒になるのです。
釣りとかアニメとかへの散発トピックについても同様で。

今時の世の中、人の心がやさぐれていて、ネットだけでなく
メディア全般で「成功した人の自慢話」と「失敗した人の
嫉みコメント」ばかりになっている
気がします。

でも、これってどちらも「読んでいてなんだか惨めな気分になる」
ものなんじゃないかと。自虐性を意識してそういうのを
選択して読むのなら構わないのだろうけれど、なんとなく
気になるトピックを選択していたらそういうのばっかり
読んでいた、となると誰にとっても良くないんじゃないかと
思うわけです。

割と自虐的なトピックを好んで読む人って多いと思うんですよ。
自分の不遇さを世間に解ってもらいたい、とか、成功した人に
学ぶところがあるんじゃないか、みたいなこと。だから、
メディアは一定の読者が確保できると踏んでそういうトピックを
前面に出す感じになっていく。

個人的にはそういう風潮にちょっと抵抗感があったので、
「中立」で「前向き」なニュースとしてテクノロジーまわりを
トピックに選ぶようになったのですが、そういうのって割と
仕事の忙しさとか、その程度のものに振り回されるものだったのだなと
改めて実感してしまった次第。

ブログを書く人に対してよく言われるのが、「お前が何をしようが
考えようが、他の人はそんなことはどうでもいいのだ」ということ。
つまり、他の人から注目される、というのが第一義になっているわけです。
最近ではブログを書くという事に対する意義はそうしたものではなく、
「自分はこういう考え持っている」と宣言すること、それ自体に
意味があるとする、って感じなのではないでしょうか。

なので、まあ、自分としては仕事が忙しいのは嫌であるけど、
ブログで愚痴をこぼすのは本意ではなかったのです、という言い訳を
させて欲しいと。

そして、ブログで愚痴でもこぼさないとやってられない程忙しい
仕事に対する強い不満が沸く負のループ。

2009年9月9日水曜日

何者かの陰謀に違いない

仕事が忙しいことに対する強い不満を感じます。

金銭的に潤っている実感があるならともかく、
「働かされている」感は拭えない。
どうして現代の社会システムはこんなに
なってしまったのだろう。

もっと人を休ませようよ、と思うのだけど。

2009年9月3日木曜日

世代間闘争が「働きたくない」の原因なのか?

仕事忙しいので、更新する気力が失われていくナウ。

私も35歳になり、それなりに会社の中で年配の人ポジションに
なりました。昨今は、会社によって年齢層分布がかなり
バラバラな印象がありますが、IT系はやっぱり20代後半から
30代中盤あたりが多い印象。
ちゅか、就職氷河期の時代はそれしか就職先がなかったから、
ってのが大きいんですけどね。

そこそこ40代と20代前半もいます。50代以上になると、
別室の偉い人か、嘱託のお爺ちゃんになっちゃうかな。

で、年齢層が違う人はやっぱり仕事に対する姿勢が違う
わけですが、若い人の方が仕事に対する情熱がないように
見えてしまうものです。
自分は若い頃はもう少しやる気のある感じだったと
思うのですけど、今はすっかりやる気なくしてるので、
あまり若い人に「俺も頑張ろう」みたいな希望を
与えられないのですけど。

自分も今は頑張ってないけど、若い頃は頑張ったので、
若い人に「頑張れ」って言いたくなるんです。
でも、若い人は、頑張ってない人から「頑張れ」って
言われても、逆にやる気をなくすよね、というお話。

頑張ってる若い人に、頑張ってない私よりも高い給料出すと
いうのはどうか?みたいな議論にもなるけど、「頑張ってるナウ」と
「頑張ってたパスト」では、後者の方がスキルが上だったりするのが
普通なのよね。
結局、頑張ってもすぐには結果が出ないし、給料にも反映されない。
ただし、数年単位での頑張りはそれなりに結果や給料に
反映されるよ、と。今頑張ってない私は、数年後も給料は
変わらないのかと言うと、年功序列な日本の会社では、そこそこ
上がるんですよね。

こうして人は働く気を失ってゆくナウ。

2009年8月30日日曜日

あまりアニメを見ない人への前期のオススメ

春アニメがレンタルに並ぶようになり、「最近面白かったアニメとか
ない?」って人のために春アニメの簡単な解説。
2クールものはレンタル派の人には割りとキツいそうなので、
1クールものに限定。

「けいおん!」
春アニメ、ぶっちぎりNO1人気作。
あまり解説しなくても知ってる人は多そう。
高校の軽音楽部の緩い日常を描いたアニメ。

「夏のあらし!」
原作は「スクールランブル」の人。
SF混じりの、レトロな雰囲気のコメディ。
レトロ描写は好き嫌い分かれるかも。

「リストランテ・パラディーゾ」
ローマのレストランに勤めるオヤジたちの姿を
描いたお話。オヤジが極端に色っぽい反面、
女性が悪役的になりがち。BLはないけど、やや女性向け。

「クイーンズブレイド」
美女セクシーバトルアクション。
1クールでいったん終了だけど、秋から
続編が始まる予定。
元はカードゲーム?なのかな。

2009年8月29日土曜日

なんで俺らがイケメンの手伝いしてんだよ

※ただしイケメンに限る
・・・というネタは、一過性のものとしては面白かったけど、
定着して一般人も使うようになると非常に不愉快なネタになる。

非モテが自虐したい気持ちは解るんだけどね。
確たる自分を持たないタイプの人間は流行で好みが左右されるので、
こういうネタが流行ってるのを知ると本当にイケメンしか
相手にしなくなっちゃうのよ。何と、イケメンの思う壺。

イケメンはイケメンで、自分は女性に人気があるという自覚も
それゆえ非モテな男性に嫌われるという自覚もあって、
付き合いでわざと三枚目演じたりするのだけど、そこに
さらに※ただしイケメンに限る、という注釈が入ってしまう。

なので、このネタそろそろ封印しない?という提案。

そしてこのエントリも検索とかで引っかかって、
「人気上昇中キーワード」とかの作成に一役買ってしまう
こんな世の中じゃ。

否定的なものに対する態度としては、やっぱり無視するしか
我々にできることはないのか。

WIRED VISIONの記事紹介とかコメントとか

「増加する老朽化ダム」の脅威:検査・改修には巨額が必要@WIRED VISION

安全と金の問題になっちゃうのよね。
日本もマズいんじゃないか?田中康夫の脱ダム宣言から
結構経ってるけど、どういう現状なんだろう。
「月刊 つり人」とかでも結構真面目なダム特集とか
やってたっけなあ。


「デジタル・ストーカー社会」の拡大:米団体が警告@WIRED VISION

デジタル・ストーカーと聞くと思いだすのは
「お兄ちゃんどいて、そいつ殺せない!」ですが。
こちらは具体的な事件というより、カードやら携帯やら、
「自分はここでこうした」という記録があちこちで
残されるようになって、それがストーキング被害に
繋がる恐れがある、という警告。

管理社会は便利な面もあるけれど、自由度に
欠けるよね。


マルチタスク習慣はオフライン時でも思考に悪影響?@WIRED VISION

自分も注意力散漫になっている自覚があるので注意したいところ。
でも、仕事でマルチタスク能力を求められる場面って多いんだよね・・・。

2009年8月27日木曜日

コミュニティの寿命と維持管理のノウハウ

セカンドライフの「いじめ問題」@仮想空間より愛をこめて(CNET BLOG)

10年以上前から、ネットで知り合った人とオフ会とかやってた自分は、
5年前あたりから「最近、初心者に厳しい人が多いな」と思うように
なりました。
確かに、極端に他人に迷惑をかけるタイプの人は必ずいるもので、
困るのですが、そうした人を排除するコミュニティには、新しい人が
来なくなるのですよね。
新しい人に親切な(つもりの)古参も、「新しい人はこういうのを
求めてるんだろ?」って押しつけがキツかったりすることも。
さらに、新しい人が増えて、古参が逆に迫害されるなんてことも
あります。

それなりに新陳代謝はあるべきですが、歩み寄りは大事ですよね。
ただまあ、極端にまずい事態を収拾するために管理者権限の行使は
必要ですが、管理者権限の名のもとに締め付けすぎるのも問題で。

セカンドライフは、コンセプトは面白いのだけど、
商売っ気の匂いがキツかったり、コミュニケーションの形が
日本向けでない、と思われたのが残念だったなあ。
結局やってないし。
でも、この人の、セカンドライフが「健全なネットコミュニティ」に
なって欲しい、という願いは理解できるし、それが達成されれば
セカンドライフは面白いものになるんだろうな、と思う。
そして、「でも、それは出来ないだろうな」とも思う。

結局、コミュニティの維持管理問題は、「程度問題」としか
言えなくなっちゃうのか。
いじめの問題についても同様ですね。

2009年8月25日火曜日

仕事を苦痛でなくする方法

ゲームをやるのも仕事のうち--企業が注目するゲームのチームビルディング効果@CNET Japan

単純に、チーム内の仲が良くなるだけでもいい事ですよね。
「不謹慎だ」「仕事をしなくなる」と、受け入れられない企業の
方が圧倒的に多いんでしょうけど。

今の世の中、仕事が苦痛だという人がとても多いと思うのですが、
その苦痛を少しでも減らそうという動きがなかなか見えないの
ですよね。
不景気だから仕方ない、って言ったって、景気が良かった頃だって
頑張れ頑張れって鼓舞されてたわけで。給料やらボーナスやらの
形で見返りのありなしは大きいけれど。

2009年8月23日日曜日

日本でもカープフィッシングは流行る要素満載なのに

ヨーロッパでルアー感覚の鯉釣りが流行ってて、それが
日本でもブームになりそうですよ、という話題。
広島の赤ヘルメットとは無関係ですよ。

鯉ももともと中国の方から入ってきた外来魚で、悪食で
色々生態系に悪影響を及ぼしているとは思うのですが、
虹鱒と鯉は受け入れられた外来魚の例として認識されてますね。

バスフィッシングや管理釣り場が流行したのは、
餌を使わずに気軽にできる釣りだったから、というのが
あると思うのですが、昨今のカープフィッシングは
そのまま仕掛けにセットするだけの団子をつける形式なので
お手軽さは変わらないし、魚の引きとしてはバスより
ずっと上だと思います。
数的にはバスと変わらないくらいどこにでも
いるし、流行る要素は大きいかと。

問題は、既存の鯉釣り好きと、バサー崩れの対立なのよね。
釣り人同士仲良くしてほしいものです。

2009年8月22日土曜日

アニラジ文化とニコニコ文化

Twitterで発言してたのだけど、長くなった&書き足りないので
ブログで続きを。

> ニコニコのアニラジ文化について。DJCDが売れるようなタイプの
> 人気ラジオ以外は、割とうp黙認される傾向にあるのだけど

> テレビアニメと違って、ラジオは何故かCMカットされない、という
> 違いもあり、著作権側も「どこで聴いても同じっちゃ同じだよね」
> 的な認識があるのかも

> 著作権問題があった頃は「ニコニコで違法アップロードされた
> アニメ観てる」って発言すると非常に叩かれたものだけど

> アニラジについては、そのへん割と大らかなところがあるな、と。
> ラジオってテレビとか雑誌に比べてマイナーなメディアだから、
> なのかもしれないけど

> 要は「アマガミ カミングスウィート!」が消されるようになった
> なあ、というのがなんだか感慨深いと言いたいだけでした( ´ω`)

> 作画中に「適当に垂れ流す」にはニコニコのアニラジ、便利なん
> ですよね・・・その中で好きな番組とか声優さんが出てくる感じで、
> DJCD買ったりして、業界にも貢献していると思うのだけど

> 連投失礼しました ( ´ω`)<ブログに書けば良かった

あと、保存して車で運転中とか、電車で移動中に聴くことについて。
iPhoneとか、モバイル利用すれば保存せずにできることかも
しれないけど、先日も書いたようにモバイルでアニラジ聴くのって、
結構お金かかるんですよ。だったら直接業界にお金がいくように
DJCD買った方が建設的というか。

「繰り返し聴く」前提の音楽に比べて、アニラジって「1回聴いたら
終わり」な面が多いと思うので、確かに保存されたらあまり著作権者の
得にならないというのも解るのだけど、それならそれで、好きなときに
聴けるよう配信方法を考えるのも必要なのでは、とも思う。

音泉・ランティス・アニメイトTV・文化放送あたりが手を組んで、
ニコニコみたいに「好きなだけ聴いて好きなだけ保存すればいいよ」
的な有料配信方法取れば、喜んで有料会員になるのだけど、どうも
企業は「保存はさせない!ダメ、ゼッタイ!」ってとこにこだわり
すぎてる気がするのよね。
どうやったって、お金払わずに手に入れようとする人は出るし、
防ぎきれないので、「タダでも手に入りますけど、お金払った方が
便利で快適ですよ」という配信モデルが現状は理想なのかと。
ニコニコのプレミアム制度は上手くいってると思う。というか、
ネットユーザーに課金しようとすると、この方法しかないんじゃ
ないかな。

もしかして、死ねと言われるのを期待してるのか?

負け組は自殺でもするしかないのか@プレジデントロイター

この書き方だと、答えになってないただの精神論としか
受け止められないんじゃないか。自らを「負け組」と認識する人に
対し、「そんなだからお前はダメなんだ」と言ってるだけ。

「負け組は自殺でもするしかないのか」は、今の時代そう思って
いる人はとても多いと思います。そうした人に、「その考え方が
おかしい」と言っても通じない。

この認識のズレは何なのか?と考えると、結局は「偉そうな事
言ってるけど、お前には負け組の気持ちがわかるのか?」と
いうことで、「その回答をしているお前は一体幾ら貰ってんだ?」
って下世話な話に行きつくのだけど、兎角昨今のギスギスした
世の中では、「相手のためを思ってアドバイスしている」つもりが、
「上から目線の傲慢な説教」をしているだけ、ということに
なりかねないのです。

結局「負け組」の本質は、「自分より幸せな人に対し妬みから
攻撃的になる」とも言えるし、でも、そういうパワーこそが
「既得権益を打ち砕く」のでもあります。
まあ、今回の選挙で自民党の旗色が悪いのも、そうした面が
強かったり。

2009年8月20日木曜日

もしかしてTwitter嫌いなのかと思われそうだけど

またしてもTwitterの欠点について。

Twitterには、自己紹介できる機能が少ないよね。
知らない人からフォローされたり、知らない人を
フォローする時とか、「自分はこういう人間なの
ですが、Twitterで多少なりとコミュニケート
しませんか?」というのを送りたい。

いや、そういうのを送るのが面倒な人たちが
増えたからTwitterが流行ってるんだろうけど、
これだと相手の人となりを知るのに時間が
かかりすぎるというか。

あと、ブログにコメント書く風習が随分
薄れたよね。自分も人のブログにコメントとか
書かなくなったし。

べ、別にこのブログにコメント書いて欲しいとか
そんなんじゃないんだから!勘違いしないでよねっ!

2009年8月19日水曜日

「だから言ったのに!」と「ざまあみろ!」

成功者の事例ばかりもてはやされて、失敗に学ばない傾向について。


日本海軍 400時間の証言@Joe's Labo

まあ、終わった後で「この人たちが正しかった」と言うのは簡単ながら、
正しかった本人達は否定されて悔しかっただろうし、自分を否定した
人たちが失敗して溜飲が下りた面もあると思うんですよ。
戦争だから、無念を抱えたまま亡くなってしまったかもしれないし、
溜飲が下がったって決して自分には何も利益はなかっただろうし。

では、我々は何を基準に行動するかしないか判断すればいいのか?
年寄りは、あまりに実績を重視しすぎる面があると思います。
一度たまたま成功したら、二度目以降は「成功者の意見」をとても
重視します。それが、運が良かっただけだとしても。

逆に、若い人は他人の実績を全く重視しません。自分の経験は割と
重要視するんですけどね。これは、年功序列的・既得権益的な
社会への反発なのでは、と深読みしてみたり。

割と単純に考えれば、成功者ばかりにスポットが当たって、成功者
視点での「成功する秘訣」だけを聞いて、失敗者による
「失敗した理由」を聞かないと、誰しも自分は成功するに違いない、と
いう傲慢な考えを持つものです。

人それぞれ、感覚重視、経験重視、理論重視と、どこに重きを置くか
バラけるのはいいんですが、どいつもこいつも他人の意見を
聞かないのも問題なんですよね。

あとは、意地とかこだわりとか。
私は、前回の自民党総裁選で麻生を支持しました。だから、麻生が
総理になってもいい結果が出ていない現状、しかし、あまり麻生を
責められず、「周囲のサポートが足りないんじゃないか」とか
「麻生ばかりが悪いわけではない」というように、「麻生を支持した
自分」を擁護する行動に出てしまいます。

こういう意地って、何が厄介かって、他人に「この人は一度麻生を
支持すると言った手前、引くに引けず麻生を庇わざるを
得ないのだな」と伝わらないことなんですよね。
「何で未だに麻生支持してんだよ?何考えてんの?」って思われる。
私の場合は麻生でしたが、多くの人は小泉の方でそういうことに
なってるんじゃないかな。

2009年8月17日月曜日

エンターテインメントは"甘やかし"なのか?

「金を払ってるんだから、作家は読者を楽しませる義務が
ある」なんてのは、コンビニ店員に対して奴隷のように
かしずけと命令するようなもので、作家さんもそこまで
金貰ってるわけじゃないんです。

人と同じことをやれば「マンネリ」「パクリ」と言われ、
人と違うことをやっても「よくわからない」と言われる
こんな世の中じゃ。

とはいえ、基本的には作家は読者を"ある程度は"楽しませる
べきで、それで対価を得て、それを糧にまた次の作品を
創作する、という循環ができるわけなのだけど。

"楽しませる"って言っても、対象読者にもいろいろで、
難しい話が好きな人もいるし、悲しい話が好きな人も
いるわけで。そこはそれ、作家の個性である程度読者を
選ぶことはできると思います。

出版不況によって、読者が減ってきた影響か何なのか、
その「対象読者」がどんどん狭くなってないか?という話。

前から言ってるのだけど、アニメでも漫画でもゲームでも、
学園物がいくらなんでも多すぎない?

2009年8月16日日曜日

デバイスの未来

タブレットPCの人気がない理由--価格と使い勝手がネックに@CNET Japan

デバイスとして、「直感的に解る」と「複雑な操作に対応する」の
間を取って構築されたのが、今のマウス&キーボードだというのは
解るのだけど、皆キーボードのデカさとマウスの置いて動かすという
ところに若干の違和感と不自由は感じていると思うんです。

使いやすさで言えば、液晶タブレットとかタッチパネル的なものが
一番なのでしょうが、それだと細かい操作ができず、操作ボタン類が
大きくないと誤動作が頻発するんです。

慣れればタッチパッド(ノートPCについてるアレ)とか、
トラックポイント(ThinkPadについてる赤いアレ)とか
トラックボールとかゲームパッドでも充分マウス代わりには
なるんですよね。皆慣れようとしないだけで。

それを言うなら、キーボード最強で、アプリケーション操作的な
事はほとんどキーボードだけで出来ます。まあ、キーボードだと
不便なことも多いし、アプリケーション側でマウス操作でしか
対応しない操作もあるんですけど。
あと、イヤになるほどTabキー連打しなきゃいけない場面が増える。

このままマウスとキーボードだと、絶対に紙と鉛筆の手軽さに
勝てないと思うんです。
でも、もう一段階パラダイムシフトがあるんじゃないか、とも
思うんですよね。エアマウスはなかなか良さそうだとも
思ったけど。

2009年8月14日金曜日

お盆休み

コミケに行くので、数日更新なしになります。
別に「毎日更新」が目標であったわけではなく、
コミケ後に正式公開としようと考えていて、
その時点である程度「こういうブログを
作ろうとしてる」みたいなのが見えないと
アレかなと思いまして。

なので、コミケ後の更新頻度は
解りません。

書き溜めた分のテキストの中に、ネガティブな
愚痴で使えないのとか、Twitterで
書けそうな短いのとかもあったのですが、
載せるかどうかも含めて、これからなるように
なるのではないかと思います。

2009年8月13日木曜日

ブログの話題をもうひとつ

敢えてブログは重要だと言いたい@yomoyomoの「情報共有の未来」(WIRED VISION)


ブログを書く意図は割と限定されてて、

1.興味の方向性が似ている他人と交流したい
2.自分の考えをまとめ、発信したい
3.有名になりたい

大体この3つになるんじゃないかな。

1に重きを置いてる人は、完全にmixiとかTwitterに流れた感じ。
3に重きを置いてる人は、概ね有名になれないと悟って
書くのをやめちゃった感じ。

で、まあ今ブログ書いてる人って、2に重きを置いてる人だよね。
あんまり読者を意識していないというか、読者を意識してたら
「読者も、ブログ多すぎて追い切れてないのに、そんな新しく
ブログ読もうなんて気にならないよ」って現実に突き当たって、
挫折しちゃうというか。

2009年8月12日水曜日

労働問題、ブログを書くということ

ハケン「ぎり!」@IT業界(笑)最底辺層生活(CNETブログ)

何という上から目線。
正直言って、この手の「派遣使えねー、あいつらが
大変な目にあって、ざまあwww」系のコメントには
ウンザリ。不快だからチラシの裏にでも書いてろ。

CNETブログは、テクノロジー的にそれなりに
識者が集まる、というイメージがあるのだけど、
時々こういう空気の読めないことを書く人がいるのよね。
この人のエントリも結構読んだのだけど、
上の立場の人を攻撃するのは小気味いいんだけど
「俺がやってるんだからお前らもやれ」を下の人に
言っちゃダメでしょ。

この事例について言えば、勤怠がルーズな人がいたら
クビにする前に注意するのがむしろ当然だと思う。
「言われなくてもやるのが当然だろ?」とか
「注意したらお前ら逆ギレすんだろ?」ってのは
注意しなかったことの言い訳にはならない。

>その時点で、カンゼンに他人のせいになっているわけね。
オマエモナー

この人が給料幾ら貰ってて、派遣に幾ら払ってるんだか
知らないけど、「俺はお前らより偉いんだから言う事を
聞けよ」って愚痴垂れてるだけに聞こえるのよね。
使える人材を求めてて、使えない人材に困ってるのは
いつだってどこだって同じなのに、時代のせいとか、
派遣のせいとか、ゆとり世代のせいとか、
「自分以外」を攻撃しようと必死になってる。

自分が社畜で、他人に社畜である事を押しつけようと
するのって、奴隷が自分の繋がれてる鎖が立派だって
自慢してるのと同じでしょ。

派遣とか、ゆとり世代に困っているなら、
従来のやり方を変えないと先々破綻するのが
見えてるのに、愚痴こぼすだけで自分のやり方を
変えようとしないのよね。

そういう既得権益層と若年層の対立が現代資本主義の
問題なのかな、と思う。


福祉と政治、何が問題なのか、改めて考える。@夢幻∞大のドリーミングメディア(CNETブログ)

同じCNETブログでも、こちらの方は「福祉とはどうあるべきか」と
いうアプローチでの考察。誰かのせいにするのでなく、誰かを
攻め立てるのでなく、「こうしたらどうだろう?」と中立的な
提案をしていると思う。

あえて突っ込みどころを挙げるなら、引用が多いな、というとこか。
それは別に悪いとは思わないのだけど。

同じブログを書くなら、こういうのを書きたいものだと思う。


一応言っておくと、私は上で紹介したブロガー両者どちらとも全く面識とか
ありませんよ。実は近くに居る人だったりした、なんてことがなければ。

2009年8月11日火曜日

ブログの欠点、Twitterの欠点

ブログの欠点は、「読む側は毎日更新して欲しいのだけど、
書く側は毎日更新するのが面倒」という構図にあると思います。
だったら複数人でブログ共有しちゃえばいいじゃん!みたいなのは、
企業のPR系ブログではたまにあったのですが、
CNETブログはそういう意味で成功していると思います。
IT系の話題、って縛りを入れて、定期的に更新してくれる人、
って形での募集。いいじゃないですか。

とか思ってたら、CNET、かなり赤字抱えてて、この度
朝日新聞に買収される運びになったとか。
どうなるやら。やっぱ広告収入モデルも厳しいのかなあ。
玉石混淆になっても、はてなのモデルのが運営がうまくいくんだろうか。

そんなことを考えてるところへ出てきた一つの解答がTwitterで。
「更新するのが面倒臭くない」ってのが一番ですね。
あとは、フォローする人が増えてくれば、結局Tweenとか
TweetDeckとかの別アプリが必要になるってのが難点か。
googleに買収されてれば、ブラウザ上からカスタマイズ
可能になったんだろうけど、操作が複雑になると、敷居が
高くなってしまうというのもあるしなあ。

Twitterの欠点は、ブログ的に文章で考えを一般に伝える、という
機能をそぎ落としてコミュニケーションに重きを置いている部分。
説明が面倒なことを誰も説明しないというか。

2009年8月10日月曜日

コストパフォーマンスを考えると、モバイルはまだビジネス向けで、個人向けじゃない

モバイル通信費が5000円、というのを高いと思うか安いと思うか、の
違いはあるけれど、携帯と自宅電話と自宅のインターネットが別料金と
すると、明らかに高いよね。携帯・自宅電話・自宅インターネット・
モバイル全部合わせて一万円がせいぜいじゃない?

割とこれからのITの真価はモバイル&クラウドの方向に向うとは
思うのだけど、個人ではじめようという気になかなかなれない。
私が貧乏人なだけなのか?

そして、モバイルをはじめる気にならないと、ネットブックとかLinuxを
やる気がなくなる。もしや、日本でモバイルの料金が高いのは、
MicroSoftの陰謀なのか。

2009年8月9日日曜日

衆院選、政党、道州制

神奈川県知事 松沢成文 緊急提言! 「道州制による日本大改造マニフェスト」
@ダイヤモンド・オンライン


そういえば自分も、地方出身で、大学の専攻は地方財政でした。
橋下・東国原と人気のある首長のいる時期の総選挙でも
あるし、道州制はいいんじゃないかと思わせる内容でした。
自民のマニフェストでも、道州制の導入が言説されてた点だけは
評価できるかと。

もうひとつ。民主と組んだふたつの新党の話。

新党日本

田中康男は未だに人気があるし、東国原はこういう方向性で
やっていけばいいんじゃないかな。
まあ、ちやほやされて調子に乗っちゃったというイメージで
定着しちゃったけど、とりあえず知事職を全うして、時間かけて
信頼を集めていって欲しいものです。


新党大地

鈴木宗男は、東京では未だに「汚職議員」のイメージが
払拭されないけれど、地元ではもともととても
支持されていたのですよ。
汚職で問題起こした、と言えば、民主党の小沢や鳩山も
同じだし、北海道の人たちはもう赦してる感じ。
「汚職議員を支持するとか、北海道の人間は何考えてるんだ?」と
いうのは潔癖すぎるんじゃないかな。


北海道、それも道東出身なので、鈴木宗男のブログとか読んでると
懐かしい地名が続々出てきて、ああ、この人は北海道のために
頑張ってるんだな、という気になってきます。
そういえば、民主の鳩山とか自民の中川も北海道からの出馬だっけ。
サイトとか見てないけど。

2009年8月8日土曜日

釣りの話でも

自分の釣り遍歴の話とか。

出身は北海道で、子供の頃は近所の川でウグイ釣ったり、
親父に連れられて海でカレイ釣ったりしました。
ウグイとカレイ以外釣った覚えはないなあ。
ヒトデは釣れたか。

「釣りキチ三平」とかも読んでましたが、
まあミミズとかイソメとかの虫餌の釣りが
原点なので、今でも別に虫餌に抵抗はないです。

知り合いを釣りに誘う際に、一番気を使うんですよね。
虫餌。

で、中学以降全然釣りとかしてなかったのですが、成人
してから友人にバス釣りに誘われてハマったのが
きっかけで、また釣りするようになりました。

釣った事のない種目を釣る、というのが好きなので、
近所の海ではアジとサバ、川ではナマズが釣れるのですが、
割と飽きてあんまりやらなくなります。

管理釣り場は割と好きで、たまに行くのですが、
まあ、これは虫餌嫌いの友人と一緒だから、という感じ。

沖縄でサビキやった時は見たことないような魚が一杯
釣れて楽しかったなあ。また沖縄行きたい。
もう8年前になるのか。

帰省したとき、実家の庭でミミズ掘って、久々にウグイでも
釣ってくるか、と出かけたらヤマメやらイワナやらが
普通に釣れました。上流のダムで放流でもしてたのかな。
普通の田舎の民家の近くを流れてる川、って感じで別に
奇麗な川という認識はなかったですけど。

イシダイとか青魚とかクエとかGTとか、その手の
釣り人憧れのターゲットは、まあ釣ってみたいという気持ちも
ありますが、そもそも道具を揃えるのが大変なので
半ば諦めています。

フライフィッシングと鮎の友釣りは、やってみたいと思いつつ、
やっぱり専用道具一式揃えなきゃ、ってのが敷居が高くて。
基本ケチなので、安くて汎用性に富んだ道具で出来る釣り、ってのが
好きなんです。そういう意味では、トラウトロッドとバスロッドと
シーバスロッドがあれば一通り対応できるというか。
あ、でも投げ竿が一本欲しいなあ。

で、まあ結構な面倒くさがりなので、海の近くに住んでるのに
大して出かける頻度も高くない釣り人の自己紹介だったのさ。

2009年8月7日金曜日

軽く最萌予想

先日忙しくて予想してる暇ないよ!って言ってましたが、
やっぱり予想したくなったのでしてみる。

Aブロック 予想:バルクホルン
唯一のスター不在のブロック。
片岡優希VSバルクホルンのGONZO対決が鍵か。

Bブロック 予想:秋山澪
柊つかさ、池田華菜、南夏奈、南春香、西連寺春菜、ナギ、
泉こなた、綾波レイ、伊吹風子・・・。
強敵は揃っているも、秋山澪の勝利は揺ぎ無いかと。

Cブロック 予想:琴吹紬
ルイズ、杏あたりは昨年までそこそこ稼いでた分、今年は
伸び悩むと予想。
右下の東横桃子VS琴吹紬が事実上のブロック決勝か。

Dブロック 予想:平沢憂
衣と憂の一騎打ちか。ポジションで言えば衣ながら、
作品人気では憂が来てもおかしくない。

Eブロック 予想:平沢唯
ヒナギク、ルッキーニ、櫛枝とサブキャラながらエース級のが
揃っているも、何せ相手が悪すぎた。平沢唯の一択。

Fブロック 予想:中野梓
四方より、真鍋和・中野梓・柊かがみ・古河渚と
京アニヒロイン揃い踏みの大激戦区。
誰が来てもおかしくないけど、勢いは梓かな。

Gブロック 予想:田井中律
右上の山中さわ子VS福路美穂子が見どころか。
しかし勝ち上がるのは右下の律ちゃんと予想。

Hブロック 予想:原村和
「咲」勢涙目のツインヒロイン激突ブロック。
とりあえず咲VS和が全てか。

決勝ブロックに「けいおん!」から6人、「咲」1人、
「ストライクウィッチーズ」から1人と予想。
組み合わせ次第では準決勝から全員「けいおん!」になる事も
充分ありうる。
今回はとにかく「けいおん!」が強すぎて・・・。

著作権、P2P、政治

「著作権は5年で十分」--欧州議会で議席獲得した海賊党、主張の根拠を語る(前編)@cnet Japan

情報産業的な「移り変わりの激しさ」を政治に適用するのは
日本では難しいんだろうな、と諦める向きもありますが、そんなのは
ヨーロッパだって難しいんですよね。

自分も、5年以上前の同人誌は、もうあまり売る気にはならないので
無料で公開しようかとも思ったりするのですが、古いのを公開して
メリットがあまりないというのもありまして・・・。

2009年8月5日水曜日

夏季アニメと最萌

2009夏期アニメ 期待度

S(超期待):
 「化物語」
A(期待大):
 「絶望先生」「青い花」「GA」
 「うみねこのなく頃に」
B(そこそこ) :
 「うみものがたり」
 「大正野球娘。」「宙のまにまに」「かなめも」
 「CANAAN」
C(微妙) :
 「東京マグニチュード8.0」
 「ニードレス」「よくわかる現代魔法」
D(切った):
 「充電ちゃん」


最萌トーナメント2009が始まってますね。
去年のこの時期は予想とかして盛り上がってたのですが、
今年は仕事が忙しくてそれどころじゃなかったり。

大雑把な予想としては、
一位:秋山澪(けいおん!)
二位:平沢唯(けいおん!)
三位:原村和(咲)
三位:田井中律(けいおん!)

で。2作品で決勝トーナメント埋まっちゃうんじゃないかとか。

ムギはいらない子なんかじゃないよ!

2009年8月4日火曜日

二人のハンガリー人

システムハンガリアンと、
アプリケーションハンガリアンの話。

システムハンガリアン記法は時代遅れ?
 @一般システムエンジニアの刻苦勉励


ハンガリアン記法
 @悪態のプログラマ



一番の問題は、「システムハンガリアンが現在は無意味だ」と
いうのを知らず、知ろうともしない人と、システムハンガリアンを
使用する人に対して過剰に攻撃的になる人の対立だと思います。

別にIT系に限らず、新しい事を全く覚えようとしない人と
新しい事にこだわって古いやり方を全否定する人、って割と
どこにでもいるような気がします。

いや、まあ、古いC言語を最初に学んだ私は、未だにオブジェクト
指向言語に偏見もってたりするんですけど。
アレって、超大人数で、複数の会社にまたがってデカい規模の
アプリケーションを作る時に、「他社にソース渡したくない」って
動機で作られたんだろ?とか、
「ポインタがわからなくてC言語、やめました」って人向けに
作られたんだろ?とか。

でもまあ、仕事でアプリケーションハンガリアン使ってみると、
「名前=nm」「番号=num」「コード=cd」とかの接頭語で割と
いい感じに使えたりも。

こちらも参照。
チームのために自分のスタイルを曲げる覚悟
 @悪態のプログラマ

2009年8月3日月曜日

単純に漫画家の味方をしたいところだけど

すがやみつるの雑記帳
(10)マンガ原稿は美術品?


雷句誠の原稿紛失問題、メディア芸術総合センター問題に絡んで
再燃しましたね。読者としても作者としても、割とどちらの味方を
すればいいのか悩む問題。

2009年8月2日日曜日

ハルヒの話というか、ループものの話

『エンドレスエイト』になってからハルヒ本スレでループされる議論@今日もやられやく

追加
・このループはプリズマティカリゼーションのパクリ
・このループは腐り姫のパクリ

プリズマも腐り姫も良ゲーだったんだけどなあ。
結局アニメ化されないと有名にならないって面はあるのかも。

まあ、「これは~のパクリ」も最初は途方もなく馬鹿っぽい
議論に思えたけど、テンプレになってしまえばどってことなく
なりましたね。こうして人はどんどん馬鹿になっていくのかとも
思いますが。
パクリとかそうでないかとかって、結局許せるか許せないかの
程度問題で、「ちょっと似てる」とか「影響を受けてる」ってのが
悪い事のように言われるのが気に入らなかった。読者が作者に
対して攻撃的になるのって、何か間違ってるなと。

反面、明らかにひどいパクリってのもあるんだけどね。


あ、肝心のエンドレスエイトについては、私はもう京アニさんと
角川さんの気のすむまでやったらいいじゃない、という気分です。
どうせ観るし。

2009年8月1日土曜日

プロセッサ市場ニュース

ネットブックの対抗馬、「CULV」プロセッサ搭載ノートPC @ CNETJapan

ネットブックよりちょっと上、ってあたりのノートが
充実してきてるのが最近のトレンドですね。

nVIDIAのION、AMDのAthlonNeo、Intelもその辺を
強化しようとしているみたいです。しかし、Atom=ネットブック、
という消費者イメージをどうするか、Intelも色々
考えてるみたいですね。

2009年7月31日金曜日

投資しないで儲けようという根性がさもしい

「教えない」というIT人材育成法 - @IT

最悪のタイトル。マスゴミの悪いところが前面に出てる。
取材された人たちも可哀想。

わざと刺激的で滅茶苦茶なタイトルをつけて、読者の興味を引く手法は
東スポの頃からあるのですけど、ネットにおけるこの手の
「ビジネスマン向け」の記事でそれをやると、本当に「タイトルだけ
読んで、『ほう、ITの人材育成は、教えないのがいいのか』」とか
真に受けて本文を読まない愚かなマネージャーがいるんです。
本文を読めば、「環境を整えてあげれば自発的に学ぶようになる」的な
ところこそ大事だってのは解ると思うんですが・・・いや、
本文読んでも理解できない人は多いか。それを、このタイトルを付けた
記者はわかってない。

この記事のタイトルのせいで、環境を整えられずに放置される新人が、
日本全体で1万人くらいは出たんじゃないか。
ひどいもんだ。

私は、今時の若者に対してはどんなに面倒でも一から手取り足取り
教えてやらないと、全然使い物にならないと思います。
教えなくても解るタイプの人は「出来ますから教えてくれなくて
大丈夫ですよ」って言うんで。

2009年7月30日木曜日

女子高生言葉が、オヤジ語に近くなると逆に不安になる話。

未だに突撃コブン11時の方に、「已然形 助動詞 らる」とかで
検索してくる方が、月に2~3人いたりするのですが、
今時の高校生はインターネットで勉強とかしてるんですかね。
どっちかと言うと先生の方がそういうの検索で調べたりしてそうな
イメージがありますが。

で、まあ、字書きさんが「俺は字書きだから、言葉に対しては
センシティブなんだぜ?」って自己アピールするのが鼻につくことが
多かったりする今日この頃、もちょっと謙虚に高校教師の
方にも役に立つ、言葉の話を考えるトピックも。

「的を得る」「的を射る」については、断然後者が正しく、
前者は「あまりに皆が間違うので、しぶしぶこれも正しいと
認めるようになった言葉」だと思っていたのですが、
「論語」に「的を得る」というような表現があるようで、
自分の言語感覚を割と疑うようになったり。
知ったかぶって恥をさらす前で良かったゼ。
重複を「じゅうふく」、代替を「だいがえ」って読むのは
相変わらず否定的なんですけどね。
あと、自身と自信、変換ミスする人多すぎ。
送信する前に読み返す癖を付けておくと、後々の苦労が
減りますよ。

で、タイトルになってる女子高生言葉の話。

女子高生言葉って、基本的にオヤジ文化に対する
カウンターだと思うんですよ。オヤジから見ると、
「汚い言葉」としか思えないようなのばかり流行するというか。
「チョベリバ」・・・はさすがに古いか。でも、まあ
「チョー何とかかんとか」「マジ何とかかんとか」みたいなのとか。
「キモい」と「コクる」について、おぞましい感覚に襲われる
という話を以前別のとこで書きました。

最近、某ラジオで某女子高生声優が、お喋りするということを
「『語りっち』って言うんですよー」と言ってました。

語りっち。
~っち、って、割とオヤジの言語感覚だよなあ、と思う。
可愛らしいと思うし、いいんですけど、本当にそれ、女子高生の
使う言葉なのかな?とか疑っちゃったり。その女子高生声優さんが、
機敏に空気読んで、「この仕事は割と年配の男性に好かれることが
大事になる」という意味で、実際には大して流行ってない
それこそその辺の誰かがちょっとオヤジ風に言ってみた的な
言葉を「女子高生の間で流行ってる」と言えば、自分の印象も
良くなるんじゃね?的な打算で言ってるんじゃないかしら、とか
穿った見方をしてしまったり。

"語りっち" の検索結果 約 3,300 件

微妙な数字。女子高生の方々、語りっちって、ホントに流行ってるんですか?
いや、オヤジはこういう可愛らしい言葉が流行ってると嬉しいんですが、
オヤジが喜んでると聞くと女子高生は使うのがイヤになっちゃう気もするし。

いや、もしかして女子高生がオヤジに媚びるようになったのか?
それとも、16歳くらいから始まっていた親離れ・反抗期の時期が
後ろにズレ込んで、今度は女子大生が汚い言葉遣いになったりするのかなあ。

2009年7月29日水曜日

Twitterのはなし

Twitterも疲れる? - ITmedia News

Twitterで、アニメ感想とか垂れ流してたのですが、
正直興味のない情報が氾濫するのはウザいと自分でも
思いますし、日本的お付き合い精神としては、
「フォロー切っちゃったら気にするんじゃないかしら」って
ウザくても切れない罠になるんじゃないかと。

本来的には、「つぶやき」って言うように、何でも好きに
垂れ流せ、ってコンセプトだったと思うのですが、フォロワーの
数とか、誰が誰をフォローしてるとかが公開されてしまっているのが
気軽な発言を阻害している気がします。

そうは言っても、「自分のつぶやきを誰が読んでるかわからない」だと、
またぞろ犯罪自慢する奴が出てきたりするんですかね。っていうか、
もういそうですね。

書くのが面倒、ってわけじゃないので、特にコミュニケーションを
意識しないものに関してはブログに書くようにします。
誰が読んでも読まなくてもいい、って独り言ならブログのが
気が楽ですよね。
あと「こういうものはここに書く」ってのが整理されてないと、
後々落ち着かない状況になって、面倒で全部投げ出したりとかする
ハメに陥るというのもあります。

2009年7月28日火曜日

google信者

最初の話題はAndroidとGoogleChromeOSについて。


HT-03aが欲しいんです。
iモードに興味なかったんですよ。PCで無料で出来ることを
わざわざお金出してやる必要あるの?って。
でも、外出先でストリートビューが見れるってのはなんだか色々
テクノロジーの未来を期待させるものがあるなと思うんです。

GoogleChromeOSは期待してます。Microsoftの、「良い部分を改悪する」癖には
ずーっとイライラしてたんです。VisualStudioとかExcelとかIEとか。

ChromeOSが出たら、ネットブックを買おうかな、と思います。
まあ、ゲームやるために結局Windowsとデュアルブートにするんだろうけど、
それならUbuntuでもMoblinでも同じなのよね・・・。
で、ゲームでWindowsマシン、となると、グラフィック機能的に
ワンランク上のが欲しくなって、というループ。

ブログ開設のご挨拶

ブログ分割のお知らせ

ブログを分割します。萃夢想オフ関連と、閉工房の東方同人誌、
その他東方関連については、従来通りこちら「突撃コブン11時」にて。
それ以外の雑多なネタについては、分割先のブログ「とろじぶるぐ」にて。


「とろじぶるぐ」

瀞次撫留愚って漢字で書くと珍走団っぽいのか中二っぽいのか
わかんないですね。
Troj_B.urg って書くとウィルスっぽくてヤバいですね。
「とじるぶろぐ」のアナグラムなだけです。

使い慣れたfc2でもうひとつアカウント取っても良かったんですが、
最近Google信者に転向した身として、Bloggerで始めて見ました。

雑多な話題について、特に対象読者とか意識しないで書き綴りたいと思います。