2009年9月12日土曜日

仕事が忙しいことへの愚痴とブログのあり方

愚痴ばっかりになるとみっともないから、そういうのは
公開すべきでない、という考えを持っているのですが、
最近色々不満が溜まったため、愚痴ネタでの更新が
増えてしまいました。

お見苦しいところを見せて申し訳ありません。

で、まあ見苦しいついでに愚痴とか不満をブログに
書くことの弊害について考察してみたりする。

もともとは、テクノロジーニュースへの個人的なコメント、
という位置づけでこのブログを始めたわけなのですが、
忙しいとそういうのを読むのも書くのも面倒になるのです。
釣りとかアニメとかへの散発トピックについても同様で。

今時の世の中、人の心がやさぐれていて、ネットだけでなく
メディア全般で「成功した人の自慢話」と「失敗した人の
嫉みコメント」ばかりになっている
気がします。

でも、これってどちらも「読んでいてなんだか惨めな気分になる」
ものなんじゃないかと。自虐性を意識してそういうのを
選択して読むのなら構わないのだろうけれど、なんとなく
気になるトピックを選択していたらそういうのばっかり
読んでいた、となると誰にとっても良くないんじゃないかと
思うわけです。

割と自虐的なトピックを好んで読む人って多いと思うんですよ。
自分の不遇さを世間に解ってもらいたい、とか、成功した人に
学ぶところがあるんじゃないか、みたいなこと。だから、
メディアは一定の読者が確保できると踏んでそういうトピックを
前面に出す感じになっていく。

個人的にはそういう風潮にちょっと抵抗感があったので、
「中立」で「前向き」なニュースとしてテクノロジーまわりを
トピックに選ぶようになったのですが、そういうのって割と
仕事の忙しさとか、その程度のものに振り回されるものだったのだなと
改めて実感してしまった次第。

ブログを書く人に対してよく言われるのが、「お前が何をしようが
考えようが、他の人はそんなことはどうでもいいのだ」ということ。
つまり、他の人から注目される、というのが第一義になっているわけです。
最近ではブログを書くという事に対する意義はそうしたものではなく、
「自分はこういう考え持っている」と宣言すること、それ自体に
意味があるとする、って感じなのではないでしょうか。

なので、まあ、自分としては仕事が忙しいのは嫌であるけど、
ブログで愚痴をこぼすのは本意ではなかったのです、という言い訳を
させて欲しいと。

そして、ブログで愚痴でもこぼさないとやってられない程忙しい
仕事に対する強い不満が沸く負のループ。

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