2009年9月13日日曜日

ネットスターとブロガー、それに関わる一般大衆としてのブログ書き

多忙につき腰を痛めた週末、何をしていたかと言えば、
ねとすたシリアスとか観てたわけなのですが、
実は、私は「俺って頭いいんだゼ」的なことを考えてるような
人間なのですが、だからと言って「頭がいい」という事だけを
職業にできるほどには頭が良くはないんだ、ということ。
ネットスターとか、「芸能人として」ではなく「研究者」として
こういう場に出るような人は、やっぱり凄く頭のいい人で、
そこいらに居る「ちょっと頭が良いだけの人」じゃ勤まらないな、と
感じました。

まあ、百人に一人の理論ですが、人を無作為に百人選んで知能とか
知識を計れば、自分は結構上位に入る自信があったりするのですが、
その上位に入った中からさらに百人集めたところでは上位に入れる
自信がないというか。
一般人の中で百人に一人がプロを志して、志した百人に一人が
本当にプロになれる、そして百人のプロの中で一人だけがスターに
なれる、と。つまり、スターの基準って「百万人に一人」なんだなと。
これって漫画家とかミュージシャンでも同じだよね。

要は、私は営業的なことが苦手だからってプログラマやってますが、
自分より頭がいい人は、学者とか文筆家とかになってるんです。
金が儲かるかどうか、って問題も勿論絡むんですけど、それよりも
社会的ステータスの問題になるんじゃないかな。
子供の頃、「俺は頭がいいから学者とかになりたい」って
思ってたけど、「営業になりたい」「技術者になりたい」ってのは
あまり思ってなかった。
学者さんや文筆家さんは、社会的に「頭がいい」と評価されるけど、
プログラマはどっちかというと技術者的な側面が強くて、
「腕の良し悪しがある」イメージなんですね。

で、まあブログ文化とか言って一般大衆が発言力を持つように
なったなんて言われてますが、ブロガーが多すぎて、結局発言力が
あるのはブログ以外の点で地位の高い人なんです。

そして、過去にこれほど一般大衆が発言力を持ったことが
ない、と騒がれていますが、一般大衆が持った発言力、なんて所詮
こんなもん、というのも明らかにされてしまって、それが結局
一般ブログ書き達が知り合いばかりの狭いネットコミュニティ、
SNSとかに流れてしまう原因になったのかなと思います。

だから、今でも私のようなブロガーって程注目されるエントリを
書いてないのにブログを書き続けている人って、結局「そこまで
頭は良くないけれど、一般大衆よりはちょっと頭が良い」程度の
人が、「いや、俺はもっと上に行けるはずだろ」ってもがいてる
だけなんじゃないのかなあ、とかそんな事を考えつつ、
そこまでは頭が良くないから上手く説明できないなあ、と
まとまってない状態でブログに書き込んでいる、そんな週末。

1 件のコメント:

  1. 余談追記。
    テレビの一番の問題は、後からそういう番組が
    あったのを知っても観る手段がほとんどない
    事だと思います。
    本編のネットスターも、反省会も、割と
    見逃すことが多くてもう観る気なくしちゃう。
    そして後から「あの人がゲストで来てたよ!」と
    なっても、「今見たい」気持ちがDVD発売まで
    続かないというか。

    違法動画配信サイトが、テレビのライブラリーに
    なっている、という現状は、ユーザーには
    物凄く便利なんですよね。

    あ、リンクの「ねとすたシリアス」は
    公式配信なのでご安心を。

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