2009年9月24日木曜日

宗教に対する嫌悪感、「なにそれこわい」

毎日新聞変態記事事件での抗議運動とか、年末派遣村とかで、
何やら怪しげな団体が暗躍していた、というのは、割とネットでは
知られていると思います。

あるべき運動の姿、というのが有志による無償の活動、ボランティアで
ある、ということでしょう。
だから、利益団体が関わる際も、陰でコソコソしている、と。
それはそれで不健全だと思うんです。
活動にはコストはかかるので、NPOとかみたいに大儲けは
しなくても、人件費は稼ぐよ、というコンセプトは認めるべき。

ネット独特の雰囲気である、「誰かが得をしているのが
気に入らない」という態度が加速すると、それは一面では悪の監視と
なるけど、多くの場合真面目に働いてる人が足を引っ張られることに
なるのです。

で、まあ、欧米の人なんかは、割と宗教とともに生きてるので、
生きること、死ぬことに悩んだら宗教を理由にしちゃえばいいのだけど、
日本人はその辺、「宗教を信じる=誰かに騙される」ことだと
思っているフシがあるので、宗教とは別のもの、
恋愛とか仕事とか遊びとかに生きる意味を求めたりしちゃうのよね。
だから仕事人間多いのか。

公明党が議席減らしたりとか幸福実現党が議席取れなかったりとか、
宗教離れはなお加速中のように思えます。
日本に必要なのは「依存する」宗教でなく、仏教とか儒教とか神道とか、
ごちゃまぜにして、ゆるやかな「よりよく生きる心構え」みたいなもの
なのでしょうかね。

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