2010年3月24日水曜日

頑張ることへの苦痛、結果への満足の度合い、能力と嫉妬心

無能な人を卑下する時に「こういう奴は駄目だ」とか言うけれど、
そういう人も生きて行かなきゃいけないので、最低限の食い扶持は
確保しようと、変な世渡りばかり上手になっていったりするんです。
企業に巣食う老害とか不正に生活保護を受給してる人とか。

彼らは、「今の状況が変わったら生きていけない」というのが
自分で解ってるから、余計に現状にしがみつくんじゃないのかな。

というわけで、能力の低い人とかやる気のない人も最低限
生きていけるベーシックインカム制とか、正社員の馘首を容易にする
人材流動化とかは賛成なのだけど、どうしてもそうした
ドラスティックな社会構造の変更って、「それによって誰かが
得をするんじゃないか、その分自分が損するんじゃないか」という
猜疑心と、「そんな事したら今の俺の既得権がなくなっちゃう
じゃないか!」という駄々のせいで潰されちゃうのよね。

私達に必要なのは、「どうなったら幸せになれるか」だけでなく、
「それをどうやって実現するか」なのです。

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