2009年10月25日日曜日

最近考えていることのさわり部分・大雑把なまとめ

・景気とマーケティングの話

不景気だと騒いだせいで、消費が冷え込む一方だなんて
言いますが、一般の人はどういうものにお金を出すか?と
いう話。

例えば、感覚的に「これにはいくらくらいかかる」って
イメージがあって、それより安ければ購入する、という
基準ラインの話。

アニメを観るのはテレビとかビデオの電気代だけ、
でも、DVDを買うとかコンサートに行くと結構な
お金がかかります。
ネットをするのは月々のプロバイダ料金だけ、でも
ADSL8Mと光だと、月々の金額が結構違います。
ネトゲも、初期費用は無料だけど、アイテム課金とか
制限解除にお金がかかったり。

この手の、「エントリーにはお金がかからないけど、
ヘビーユーザーになるとエントリーの分まで負担が
発生する」タイプの商売って、微妙にバランスが
良くない気もします。


・政治のこと、ネットでの話題の話

民主党政権は、前原国交相と亀井郵政担当相の政策が
割と賛否両論。一般の人はどう判断すればいいのか
解りにくいところが多いのでは。

自民と民主、互いに牽制し合えればいいんだろうけど、
最近の自民は本当にダメになる方向を向いている
気がする。

2ちゃんねるでの議論は相変わらず玉石混交なのだけど、
最近は2ちゃんねるじゃなく、2ちゃんねるまとめサイトで
皆情報や意見を仕入れているみたい。
そして、2ちゃんねるまとめサイトによって、取り上げる
スレが反民主に偏りすぎな気がする。

2ちゃんねるまとめサイトを読んで、「これが2ちゃんねらーの
意見だ」というのは、あまりに表面的で恥ずかしいことだと思う。

とはいえ、所謂論壇の方々の意見みたいなのは、あまり
ネット的でない、というのも確かに。
でも、本当は「そもそもこの人はこういう意見が中心」という
前提を踏まえた上で政治を語らないと、伝わらないのも確か。
民主支持の人が前原国交相を批判するのと、自民支持の人が
するのでは、捉え方が変わってくるよね。
匿名での意見は、そこが見えないから信用できない面もある。


・テクノロジーの話

一般の、「新しい物好き」が趣味で色々やっているのと、
実際に職業技術者がやっている事に乖離があるのは
昔ながらのこと。
本当はLinuxでJAVAとかやりたいのに、仕事ではWindowsで
VBをやらなきゃいけない、なんてのは割と普通。

私も、ゲームとか作りたいとか言ってても、実際に
作ってるのは会計システムとか生産管理システムとか。

あと、テクノロジーに対する興味と、お金を使うかどうかって
温度差も。私もずっと良いグラボ欲しい、新しいノートPC欲しい、
スマートフォン欲しいとか言ってるけど、なかなか買わない
タイプですが、欲しいと思ったら割とすぐ買ってすぐ飽きる
人も多いわけで。


・コミュニケーションの話

人と人をマッチングする、って仕組みをもう少し考えなきゃ
いけないんじゃないか、と思う。
婚活にしても、ネットゲーでの友達にしても、
対戦ゲームのオフ会にしても。

私は釣りが好きなのですが、実は周囲に釣り仲間というのが
全然居なくて。友人で、たまに釣りに行こうと誘えば付き合って
くれる人は居るのですが、基本行きたがるのは私だけ
だったり。
で、釣りをする友達が欲しいな、と思っても周囲に居ない。
でも、自分は割と趣味の幅が広い方なので、毎週毎週釣りに
誘われても困る。そんなに釣りにガッツリとハマってる
わけでなく、月に一回くらい、週末に竿持って適当にどっか
行こうぜ、って人がいないかしら、と思ってても、
実質オフで会うわけだから地域的にも人柄的にも、ある程度
絞込みが必要になっちゃう。

で、人と人をマッチングするシステムって、どうすれば
いいのかなと。
この場合、居なければ一人で行っちゃうので、じゃあいいや、って
なりがちだし、そんなに自分も「ここが釣れる」みたいな知識が
豊富なわけじゃないし。でも、誰か一人、時々誘ってくれたら
嬉しい程度。
地元の釣具屋とかから釣りクラブみたいなのに参加する、ってのが
まあ、今までのパターンなんですが、それをネットで少人数の
コミュニティを作るには、って考えると、やっぱりmixiなのかなあ。
ウェブサイトでやってもいいのだけど、そこまで意欲的に
活動する程かというとそうでもないし。

こういうのを、例えば格闘ゲームのコミュニティでは、とか
同人誌製作のコミュニティでは、とかで考えると、どうしても
「学校や職場での人間関係」から「全国大会のレベル」に
すっ飛んじゃうのよね。身近にやってる人が居ないと、
一人で工夫して一人で活動するしかなくなる。

地域の年代別サークル活動みたいなのがもっと活発になれば
いいんだろうなあ、とも思うけど、複数サークルに参加することに
なりそうな私とかは、どのサークルからも疎遠になりそうな
気もする。


・社会調査と性的嗜好の話

やっぱネットではエロ方面の話題が食いつきがいいんじゃね?という
短絡思考から。
自分も所属するあたり、30代独身男性の性的嗜好を考えてみたり。
ニュースなどの調査と、自分の周囲の食い違い、特に性的な部分は
調査内容と対象サンプリングによって、割と極端な数値が
出ちゃうんじゃないかと。

社会調査で、「あなたは幼い女性の未成熟な肢体に性的興味が
ありますか?」なんて聞いたって、「いやいやいや、私は成人女性にしか
性的興味はありません」って答えるに決まってるよね。
実際、「それじゃないとダメ」って真性のロリコンはどのくらい、
「それもいける」って仮性ロリコンはどのくらい居るのか、という疑問。
同様に、「本当は結婚とかしたいんだけど、どうせ出来ないから結婚は
したくないです、って答えておこう」みたいな人が、社会調査に
どれほどの数値で含まれてるのか。

最近は割とカジュアルに語られるようになった、二次コンの話。
「ペドフィリア」みたいな、学術用語が欲しいよね。別に二次コンでも
いいんだけど、言葉としては「コンプレックス」って必ずしも
性的嗜好の話ではないので、
「ペドフィリア(幼女性愛、いわゆるロリコン)」
って表記にしたいところ。・・・もうあるのかな?
で、まあ、どのくらいの割合の人が二次でもOKなのか、どのくらいの
割合の人が、「二次じゃないとダメ」な領域にあるのか、そろそろ
真面目に研究してもいいんじゃないかしら。

2 件のコメント:

  1. なかなか考えるネタとして面白いのがエントリーされますね、ちょくちょく来ることにします

    人と人とをマッチングさせるシステムですが、ナビゲーターがいないのがだめなんじゃないかと思ったり
    ウェブサイトにしろmixiにしろコミュニティに入るためにキーワード・もしくはカテゴリーで引っ掛けて探し出します。
    ドンピシャにするかとても大きな枠の中から探し出すかのどちらかになってると思います。細分化はありますが。
    知り合いなどに「こういうのない?」などと聞いて「こういうところがあいそうだけどどう?」みたいな当たりまで少しだけ大きい枠を設定できればなーと
    こうなったらコミュニティー探しにコミュニティーを知り尽くした電話受付を用意すれば・・・できれば・・・対応できるほど人が進化して脳が追いついてくれたら・・・

    個人的にMMOあたりのネットゲームが向いてると感じます。キャラをインさえしておけばそこにいる!ってことが強く感じますし、この人ならこういう話もできそうかな?という遊びの期間もできていいと思います。
    どうだい?いついつに釣りでもいってみないかい?なんてことはmixiだとつらい気もしますね、どうもあそこは日記の延長線上の色が濃い感じがするんだよなあ

    他の話題にも食いつきたかったけど考えるのと書くのに時間がっががが

    返信削除
  2. >grandstarさん
    コメントありがとうございます。

    実は私、mixiは携帯メールのアドレスが
    ないとダメ、というところに引っかかって、
    やっていないのです。

    大きな枠を探すという点については、
    googleとかyahoo!のブログ検索だと
    枠が大きすぎるし、コメントやメールで
    「私はあなたの事をもっと知りたいです」
    なんて書いたら、下手すると出会い系スパムだと
    勘違いされて消されたりしますし・・・。

    やっぱり、手軽なのは「気が合うかどうかわかんない
    けど、この人たちとしばらく一緒にやってみて
    ください」って半強制的にコミュニティを
    作っちゃうことなんですよね。
    学校とか職場みたいな感じで。

    でも、そういうコミュニティって、必ず
    誰とも仲良くなれずにイライラする人や、
    恋愛・金銭関係のトラブル起こす人が
    出てきて崩壊しちゃうのが良くある
    パターンで・・・。

    MMOは、FF11を2年ほどやっておりました。
    そこの知り合いも、恋愛関係のトラブルで
    崩壊しちゃったっけなあ・・・。

    返信削除