2009年11月8日日曜日

性的マイノリティと差別のはなし

こないだのエントリに続き、二次コンの話。
関係ないけど、字面だけ見ると合コンの二次会みたいですね。

20代の人になると良く解らないのですが、私と同年代の
30代男性では、二次OKな人はおよそ3割程度、
そのうち50%は「どちらかと言えば三次のが好ましい」と
考えて、30%は「どちらかと言えば二次のが好ましい」、
残り20%、つまり全体の6%が「三次はダメ、二次オンリー」
(これはあくまで現状で、過去には三次OKだった人を含みます)
というイメージ。

昔の二次コンは、「俺はこのまま一生三次女性を愛せないんだろうか」
なんて悩んだものだと思いますが、昨今はそうでもないのかしら。

二次コンは、現状の区分けだと、フェチの一種になるみたい。
ハイヒールとかラバーとか、そういう「モノ」に対して性的興奮を
覚える、といえば確かにそうかも、と思うのですが、二次の
やっかいな所は、擬似的な人格を保持していて、三次元女性の
代替になってしまう面なのでしょう。

二次コンと割と一緒に語られるのが、ペドフィリア、いわゆるロリコン。
二次コンの話と見せかけてロリコンの話。

ロリコンにも二次と三次があって、ロリコンの半分ほどは
二次のみ、つまり「三次ロリは引くわー」とか言うタイプ。
残り半分が、「三次もOK」か「三次のみ」。

ここでは、和姦前提です。いやまあ、法的には合意の上でも
和姦じゃないのですが、一応本人には、行為に対する自覚が
あった上で同意しているという定義で。

ロリコンと二次コン、どちらも欲望が成就することがない、という
意味では同一なのですが、前者は危険人物扱いなのに対して、
後者は「モテないんだもん、仕方ないよね」と容認される傾向。

最近思うのは、ロリコンに人権はないのか?ということ。
実行即犯罪、という事実がある以上、予備軍扱いなのは仕方ないの
かもしれないけれど、ロリコンである事をそれで辞められるわけで
なし、ロリコンはいつまでも葛藤し続けなければならない上に
迫害され続けなければならないのだろうか。

誰かを殺したいと望む程人を憎んだことがある、という人は
犯罪者予備軍として葛藤し、迫害されているだろうか?

かつて欧米では同性愛が犯罪で、小児性愛は割と普通でした。
日本ではどちらも普通だったかな。
昨今は逆になってますね。

二次コン、ペドフィリア、同性愛と、性的マイノリティが
迫害される歴史に枚挙は尽きません。
いつか、二次コンやペドフィリアが。同性愛者たちのように
自分たちの権利を主張する日が来るのでしょうか。

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