2009年8月27日木曜日

コミュニティの寿命と維持管理のノウハウ

セカンドライフの「いじめ問題」@仮想空間より愛をこめて(CNET BLOG)

10年以上前から、ネットで知り合った人とオフ会とかやってた自分は、
5年前あたりから「最近、初心者に厳しい人が多いな」と思うように
なりました。
確かに、極端に他人に迷惑をかけるタイプの人は必ずいるもので、
困るのですが、そうした人を排除するコミュニティには、新しい人が
来なくなるのですよね。
新しい人に親切な(つもりの)古参も、「新しい人はこういうのを
求めてるんだろ?」って押しつけがキツかったりすることも。
さらに、新しい人が増えて、古参が逆に迫害されるなんてことも
あります。

それなりに新陳代謝はあるべきですが、歩み寄りは大事ですよね。
ただまあ、極端にまずい事態を収拾するために管理者権限の行使は
必要ですが、管理者権限の名のもとに締め付けすぎるのも問題で。

セカンドライフは、コンセプトは面白いのだけど、
商売っ気の匂いがキツかったり、コミュニケーションの形が
日本向けでない、と思われたのが残念だったなあ。
結局やってないし。
でも、この人の、セカンドライフが「健全なネットコミュニティ」に
なって欲しい、という願いは理解できるし、それが達成されれば
セカンドライフは面白いものになるんだろうな、と思う。
そして、「でも、それは出来ないだろうな」とも思う。

結局、コミュニティの維持管理問題は、「程度問題」としか
言えなくなっちゃうのか。
いじめの問題についても同様ですね。

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